電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T88061

タイトル(和文)

内部被曝管理のためのバイオアッセイ法の高度化

タイトル(英文)

RATIONALIZATION OF BIOASSAY FOR RADIATION PROTECTION MANAGEMENT IN NUCLEAR FACILITIES

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

内部被曝の日常管理と線量評価の合理化を目的として,バイオアッセイ法の実用化を検討した。主な結果は,次のとおりである。(1)核種の種類とその化学形および粒径ごとに,実効線量当量と排泄放射能を計算できるコードを開発し,排泄曲線から直接実効線量当量を評価する方法を提案した。(2)尿中40Kの妨害を受け難いトイレットモニタを試作し,54Mnや137Csなどに対して,年間被曝量が50μSv程度の微量な摂取までスクリーニングできる性能であることを明らかにした。(3)1μm粒径による実効線量当量評価値を,他の粒径の評価値に補正する係数,および1回排泄尿量を1日全量排泄尿量に補正する方法を明らかにした。(4)内部被曝管理の合理化のために,実用的なバイオアッセイ法を組み合わせた管理システムを提案した

概要 (英文)

WITH THE AIM OF RATIONALIZING TECHNIQUES OF RADIATION PROTECTION MANAGEMENT FOR INTERNAL IRRADIATION,WE IMPROVED THE UTILITY OF THE BIOASSAY METHOD. MAJOR RESULTS ARE AS FOLLOWS: 1.WE DEVELOPED A COMPUTER CODE TO ANALYZE EXCRETION OF RADIOACTIVE NUCLIDES AND TO ESTIMATE THE EFFECTIVE DOSE EQUIVALENT. ALSO,WE PROPOSE THE METHODOF DIRECTLY EVALUATING THE INTERNAL-IRRADIATION EFFECTIVE DOSE EQUIVALENT BY USING THE EXCRETION CURVE. 2.WE DEVELOPED A TOILET MONITOR TO MONITOR THE INTAKE OF 54MN,137CS,ETC.THE TOILET MONITOR OFFERS A PRACTICABLE SCREENING LEVEL. 3.WE INVESTIGATED VARIOUS TYPES OF BIOASSAY-DATA CORRECTION FACTORS. 4.WE PROPOSE THE PRACTICAL USE OF THE BIOASSAY SYSTEM FOR MANAGING INTERNAL IRRADIATION PROTECTION.

報告書年度

1988

発行年月

1989/05/01

報告者

担当氏名所属

石井 敬一郎

狛江研究所原子力部安全管理研究室

服部 隆利

狛江研究所原子力部安全管理研究室

キーワード

和文英文
バイオアッセイ BIOASSAY
放射線管理 RADIATION MANAGEMENT
内部被曝モニタリング INTERNAL EXPOSURE MONITORING
尿分析 URINE ASSAY
排泄放射能 RADIOACTIVITY IN URINE
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