電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T88097

タイトル(和文)

大地雷撃における連続電流の特性

タイトル(英文)

CONTINUING CURRENT IN CLOUD-TO-GROUND LIGHTNING

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

自然雷で得られた雷撃時電界波形に基づき,雷撃間隔やリターンストロークにともなう電界ピーク値などと,連続電流との関係について,統計的な検討を行った。結果の主要な点は以下の通りである。(1)連続電流が流れた場合,その雷撃間隔は通常の雷撃間隔より平均的に長くその直前の雷撃間隔は通常の雷撃間隔より平均的に短い。(2)連続電流直前のリターンストロークに伴う電界ピーク値は,通常のリターンストロークに伴う電界ピーク値より平均的に小さい。

概要 (英文)

ELECTRIC FIELDS OF NATURAL LIGHTNING STROKESARE ANALYZED FOR THE FOLLOWING CHARACTERISTICS OF ELECTRIC FIELD CHANGES INDICATIVE OF CONTINUING CURRENT:FREQUENCY OF OCCURRENCE,DURATION OFINTERSTROKE INTERVAL,MAGNITUDE OF INITIATING RETURN STROKE ELECTRIC FIELD AND SO ON. THE GEOMETRIC MEAN DURATIONS OF INTERSTROKE INTERVAL PRECEDING AND CONTAINING CONTINUING CURRENT ARE LONGER AND SHORTER THAN THAT OF USUAL INTERSTROKE INTERVAL,RESPECTIVELY. THE RETURN STROKES THAT PRECEDE CONTINUING CURRENT HAVE SMALLER INITIAL PEAK ELECTRIC FIELDS THAN DO OTHER RETURN STROKES.

報告書年度

1988

発行年月

1989/05/01

報告者

担当氏名所属

新藤 孝敏

狛江研究所送変電部絶縁研究室

キーワード

和文英文
LIGHTNING
連続電流 CONTINUING CURRENT
電界計測 ELECTRIC FIELD MEASUREMENT
雷撃間隔 INTERSTROKE INTERVAL
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