電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T89020

タイトル(和文)

電磁界理論に基づく鉄塔雷撃時の電位上昇の新計算法

タイトル(英文)

A NEW CALCULATION METHOD FOR VOLTAGE RISE OFTRANSMISSION TOWERS AT LIGHTNING STRIKE.

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

鉄塔の特性インピーダンスを計算する方法を電磁界理論により検討を行ない次の結果を得た。(1)大地面から観測点までの積分により鉄塔電位を求めることによってスカラーポテンシャルの効果を考慮することができた。(2)地上高/等価半径=7~13の鉄塔での実測結果と比較したところ,理論式の計算結は,実測結果と10%程度の差異があった。(3)実送電線における鉄塔各部の電位上昇と実測結果と理論式による計算結果を比較したところ,10%程度の差異があった。

概要 (英文)

THIS PAPER PROPOSES A NEW METHOD FOR CALCULATING THE IMPEDANCE CHARACTERISTIC OF A TRANSMISSION TOWER BY USING MAX WELL S THEORY. THE MAIN RESULTS ARE SUMMARIZED FOLLOWS: (1)THE METHOD FOR CALCULATING THE TOWER VOLTAGE INCLUDES THE EFFECT OF A SCALAR POTENTIAL CALCULATED FROM THE EARTH SURFACE TO THE OBSERVATION POINT. (2)THE TOWER IMPEDANCE CALCULATED BY THE NEW METHOD IS IN GENERAL ACCORD WITH EXPERIMENTAL RESULTS FROM ACTUAL TOWERS FOR A HEIGHT/RADIUS=7 13. (3)THE RESULTS OF THE NEW CALCULATION METHOD ARE IN GENERAL ACCORD WITH EXPERIMENTAL RESULTS FOR RISES IN TOWER VOLTAGE ON THE IMAICHI POWER LINE.

報告書年度

1989

発行年月

1990/02/01

報告者

担当氏名所属

本山 英器

狛江研究所送配電部絶縁研究室

松原 広治

狛江研究所送配電部絶縁研究室

キーワード

和文英文
鉄塔特性インピーダンス TOWER CHARACTERISTIC IMPEDANCE
過渡現象 TRANSIENT PHENOMENA
サージ解析 SURGE CALCULATION
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