電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T89021

タイトル(和文)

円環型パルスカラムの運転特性評価(その4)-非定常時における温度分布-

タイトル(英文)

TRANSIENT BEHAVIOR OF AXIAL TEMPERATURE PROFILE IN A PULSED COLUMN

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

共除染パルスカラムにおいて、ウラン抽出反応により軸方向温度分布が形成され、この温度分布の変化を監視することにより抽出状態を検知できる可能性がある。実プラントの運転条件を想定した模擬発熱試験を行い、運転条件の変動時における温度分布の非定常挙動を明らかにした。ピーク位置での上昇温度はウラン抽出量にほぼ比例することが示され、温度測定により、運転状態を監視するために、充分な温度上昇が起こることを確認した。さらに、軸方向温度分布の変化から、ウラン抽出量、供給流量の変動を検知できる可能性を示し、温度分布の非定常挙動に関して計算コードを確証した。

概要 (英文)

AXIAL TEMPERATURE PROFILE DUE TO REACTION HEAT OF URANIUM EXTRACTION WERE OBSERVED IN A CO-DECONTAMINATION COLUMN. MONITORING OF A VARIATION OF THESE TEMPERATURE PROFILES IS CONSIDERED TO BE VERY USEFUL TO DETECT THE URANIUM EXTRACTION CONDITION IN A PULSEDCOLUMN. WE MAKE A PULSED COLUMN WITH A HEAT GENERATING SECTION AND RESEARCH THE TRANSIENT BEHAVIOR OF THE AXIAL TEMPERATURE PROFILES UNDER THE CHANGE OF OPERATION CONDITIONS. THE INCEASE OF TEMPERATURE PEAKIS ALMOST PROPORTIONAL TO THE AMOUNT OF THE EXTRACTED URANIUM. THUS WE CONFIRM THAT THERE EXIST ENOUGH TEMPERATURE INCREASES FOR MONITORING OF THE OPERATION CONDITION. FROM EXPERIMENTAL RESULTS WE SHOW THE POSSIBILITY TO DETECT THE AMOUNT OF THE EXTRACTED URANIUM AND THE VARIATION OF THE FEED FLOW RATE.

報告書年度

1989

発行年月

1990/02/01

報告者

担当氏名所属

高橋 恵樹

狛江研究所原子力部燃料研究室

塚田 毅志

狛江研究所原子力部燃料研究室

キーワード

和文英文
パルスカラム PULSED COLUMN
軸方向温度分布 AXIAL TEMPERATURE PROFILE
非定常時温度分布 TRANSIENT TEMPERATURE
抽出反応熱 HEAT OF EXTRACTION
運転制御 OPERATION CONTROL
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