電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T89049

タイトル(和文)

SVCによる定態安定度向上対策-長距離串形系統へのSVCの導入指針-

タイトル(英文)

IMPROVEMENT OF STEADY-STATE STABILITY BY SUC-A GUIDE LINE FOR INTRODUCING SVC TO LONGITUDINAL POVER SYSTEM

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

長距離串形系統に発生し易い長周期弱制動動揺を安定化させる手段として,SVCへのダンピング制御導入の評価や最適定数,複数設置地点の選定,さらにSVC容量の影響などの検討を実施し,SVCの串形系統への導入指針について取りまとめた。1)SVCは西端部に設置するのが最も効果的であり,この際に,適正に設計されたダンピング制御を付加することにより更に安定度向上効果は上がる。2)SVCを複数地点に設置することが実運用上必要であるが,この場合の分散化は,西端部を重視して行うのがよい。3)スローブ・リアクタンスを少し大きめに設定することが,SVC容量を低減させる上で効果的である。

概要 (英文)

THIS PAPER INVESTIGATED THE APPLICATION OF SVC WITH A DAMPING CONTROLLER TO LONGITUDINAL POWER SYSTEMS TO STABILIZEPOOR DOMPING LONG PERIOD OSCILLATION,AND TO DETERMINE THE PARANETERS FOR DESIGNING A DAMPING CONTROLLER. MOREOVER,THE GUIDELINES FOR INTRODUCING SVC TO LONGITUDINAL POWER SYSTEMS ARE CLARIFIED. (1) THE SVC IS MOST EFFECTIVE WHEN SET-UP AT THE WESTERN END OF A LONGITUDINAL POWER SYSTEM. IN THIS CASE,ADDING A DAMPING CONTROLLER TO THE SVC INCREASES THE EFFECT RATHER THAN REDUCES IT.(2) IN PRACTICAL OPERATION,THE SVC MOST BESET-UP AT SEVERAL POINT IN THE POWER SYSTEM AND IT IS IMPORTANT THAT THEY ARE REAR THE WESTERN END. (3) TO REDUCE THE SVC CAPACITANCE,THE SLOPE REACTANCE SHOULD BE SET A LITTLE HIGHER.

報告書年度

1989

発行年月

1990/04/01

報告者

担当氏名所属

吉村 健司

狛江研究所電力システム部系統計画研究室

高崎 昌洋

狛江研究所電力システム部系統計画研究室

キーワード

和文英文
SVC SVC
定態安定度 STEADY-STATE STABILITY
弱制動動揺 POOR DAMPING OSCILLATION
串形系統 LONGITUDINAL POWER SYSTEM
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