電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

※ PDFのファイルサイズが大きい場合には、ダウンロードに時間がかかる場合がございます。 ダウンロードは1回のクリックで開始しますので、ダウンロードが完了するまで、複数回のクリックはなさらないようご注意願います。

電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T89060

タイトル(和文)

音響法による弁内部漏洩試験法の開発-音響特性と漏洩形状予測-

タイトル(英文)

ACOUSTIC DETECTION OF VALVE INTERNAL LEAKS

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

音響法による弁内部漏洩検査法の技術向上を図るために,弁シート面の漏洩状態,および弁流体を変えた模擬実験を行い,漏洩音の発生形態と音響特性を把握し,実機弁漏洩時の音響特性との比較から漏洩状態を予測する方法を検討した。この結果,常温水が水中へ漏洩するときの漏洩状態,窒素ガスが大気中へ漏洩するときの漏洩状況などから,弁シート面における漏洩音の発生形態,漏洩量と音響出力の大きさとの関係,および音響スペクトルの特徴などについて音響特性を把握し,実機の漏洩形状を予測し,実機弁で測定した漏洩音の特性評価と漏洩判定に役立つ成果が得られた。

概要 (英文)

THE PURPOSE OF THIS EXPERIMENTAL STUDY WAS TO ESTIMATE THE USEFULNESS OF AN ACOUSTIC METHOD TO DETECT INTERNAL LEAKS IN VALVES AT NUCLEAR POWER PLANTS. EXPERIMENTS WERE CARRIED OUT ON THE ACOUSTIC CHARACTERISTICS OF LEAKS SIMULATED BY THE FLOW OF PRESSURIZED WATER AND NITROGEN THROUGH A NOZZLE AND SLIT AT ROOM TEMPERATURE. THERESULTS CPARIFIED THE MECHANISM OF THE ACOUSTIC NOISE GENERATED FROM THE FLOW,THE RELATION SHIP BETWEEN THE ACOUSTIC INTENSITY AND THE LEAK FLOW VELOCITY,AND THE CHARACTERISTICS OF THE ACOUSTIC FREQUENCY SPECTRUM. THE SIMULATION RESULTS MAY BE USED TO PREDICT THE ACOUSTIC CHARACTERISTICS OF ACTUAL VALVES.

報告書年度

1989

発行年月

1990/05/01

報告者

担当氏名所属

熊谷 博道

狛江研究所FBR部革新炉研究室

キーワード

和文英文
VALVE
内部漏洩 INTERMAL LEAK
音響法 ACOUSTIC METHOD
Copyright (C) Central Research Institute of Electric Power Industry