電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T89073

タイトル(和文)

赤外線加熱過程の定量的検討(その2)-蒸発過程を考慮した一次元熱移動解析-

タイトル(英文)

ANALYSIS OF INTRARED-RADIATION HEATING PART 2:ONE-DIMENSIONAL HEAT-TRANSFER ANALYSIS TAKING VAPORIZATION INTO ACCOUNT

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

赤外線を一層効率的な熱源として利用するために赤外線加熱効果の定量的予測手法の開発が必要である。本研究では,塗料などの液体の乾燥工程を念頭におき,赤外線によって被加熱物である液体が蒸発する過程を理論的,実験的に検討し,赤外線放射体の波長ごとの放射の強さと,被加熱物の波長ごとの赤外線吸収の大きさを考慮した加熱効果の予測手法を開発した。本手法は,被加熱物の温度,重量,厚さおよび内部に吸収される放射熱流束の時間変化を計算することができ,被加熱物の蒸発乾燥過程を定量的に予測,評価するために有効である。

概要 (英文)

TO USE INFRARED RADIATION,MORE EFFECTIVELY WE HAVE DEVELOPED A METHOD FOR PREDICTING THE HEATING EFFECT QUANTITATIVELY. IT USES A ONE-DIMENSIONAL HEAT-TRANSFER ANALYSIS TAKING INTO ACCOUNT VAPORIZATION AND THE SPECTRAL PROPERTIES OF AN EMITTER AND A SOLVENT. THIS METHOD IS SUFFICIENTLY TO ESTIMATE THE TEMPORAL VARIATIONS IN TEMPERATURE,WEIGHT,AND THICKNESS OF THE SOLVENT,AND THE INTERNAL HEAT FLUX ABSORBED BY THE SOLVENT.

報告書年度

1989

発行年月

1990/05/01

報告者

担当氏名所属

宮永 俊之

狛江研究所開発部電気利用技術研究室

中野 幸夫

狛江研究所開発部電気利用技術研究室

キーワード

和文英文
赤外線加熱 INFRARED-RADIATION HEATING
物質移動 MASS TRANSFER
分光吸収特性 SPECTRAL PROPERTIES
蒸発効果 EFFECT ON VAPORIZATION
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