電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T90053

タイトル(和文)

落雷位置標定システムを用いた落雷頻度マップ作成手法の開発

タイトル(英文)

DEVELOPMENT OF METHOD FOR CONSTRUCTING LIGHTNING FREQUENCY MAP

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

電力輸送設備の耐雷設計の合理化および全国大の広域運用を含めた系統運用の効率化のためには,雷予知技術を早急に確立する必要がある。そのため落雷から発生する電磁波を利用して落雷に位置を標定する装置を用いて,IKLに替わる詳細な落雷頻度マップの作成方法を開発した。主たる検討内容は,電力各社に導入された複数の落雷位置標定システムによる標定データを有効に利用するために以下の条件を設定し,マップを作成した。1有効標定領域を制限し,処理の高速化を実現した。21回の落雷の重複加算を回避するため,同一雷の判定条件を検討した。この結果,あるシステムの休止期間でも隣接システムのデータで補完できる。

概要 (英文)

LIGHTNING FORECASTING SHOULD BE CONSIDERED TO RATIONALIZE PROTECTIVE EQUIPMENT AND TO DEVELOP EFFECTIVE METHODS FORMAINTAINING POWER SYSTEMS. A LIGHTNING FREQUENCY MAP IS INVESTIGATED IN THIS REPORT. THE MAJOR SUBJECTS ARE AS FOLLOWS: 1.THE CALCULATION TIME HAS BEEN GREATLY REDUCED BY LIMITING THE LOCATION AREA. 2.THE METHOD REJECTS PLURAL DATA FROM A SINGLE LIGHTNING STROKE. THE NEIGHBORING SYSTEM CAN COVER A FAULTY SYSTEM BUT IT CANNOT COLLECT IMPORTANT DATA.

報告書年度

1990

発行年月

1991/07/01

報告者

担当氏名所属

富田 誠悦

狛江研究所送配電部配電研究室

諸岡 泰成

狛江研究所送配電部配電研究室

キーワード

和文英文
耐雷設計 LIGHTING PROTECTION
雷予知技術 FORECASTING
落雷位置標定装置 LIGHTNING LOCATION SYSTEMS
落雷頻度マップ LIGHTNING FREQUENCY MAP
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