電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T90057

タイトル(和文)

FBR安全理論の検討-機能に着目した安全分析手法のFBRシステムへの適用-

タイトル(英文)

APPLICATION OF GENERAL SAFETY ANALYSIS METHODOLOGY AND EVALUATION OF FUSION ENERGY SYSTEMS (GEMSAFE) FOR FBR SYSTEMS

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

“機能に着目した安全分析手法(GEMSAFE)”を開発段階にあるFBRシステムに適用し,FBRの安全上の特徴を把握し,安全確保を合理的に達成するための設計方策の考え方と,その安全確保の妥当性を確認するための安全評価の考え方を構築するための論理基盤について検討した。この結果,安全分析の対象となる一般記述化モデル(GDM)を作成,安全性を検討していく上で基本となる2つの“譲るべきもの”の導出,5つに区分される事象分類の考え方を導出した。機能ベースの安全分析では,状態異常を網羅的に摘出し,状態異常の連鎖・伝播過程を展開し,定性的な事象推移について分析した。これを受けて,安全評価の考え方では,安全評価事象の候補を選定した。安全設計の考え方では,バランスの取れた合理的な安全確保を行うために,異常事象の特徴を踏まえて安全機能を分担させる方策を提言した。

概要 (英文)

A SYNTHETIC SAFETY EVALUATION METHODOLOGY NAMED GEMSAFE WAS APPLIED TO FBR SYSTEMS. THE AIM IS TO PROVIDE GUIDELINES FOR ESTABLISHING RATIONAL SAFETY DESIGNS AND PRINCIPLES FOR SAFETY EVALUATION. A GENERAL DESCRIPTIVE MODEL,WHICH IS A GENERAL SYSTEM MODEL FOR FUNCTION-BASED SAFETY ANALYSIS,THE TWO ISSUES TO BE PROTECTED,AND THE EVENT -CLASSIFICATION CONCEPT HAVE BEEN OBTAINED. THE FUNCTION-BASED SAFETY ANALYSIS LED TO DEVELOPMENT OF QUALITATIVE EVENT SEQUENCES AND SELECTION OF CANDIDATES FOR SAFETY EVELUATION. A WELL-BALANCED SAFETY APPROACH IS PROPOSSED WHICH TAKES INTO ACCOUNT THE ROLE ASSIGNMENT OF SAFETY FUNCTIONS IN ACCORDANCE WITH THE CHARACTERISTICS OF THE ABNORMAL STATES.

報告書年度

1990

発行年月

1991/05/01

報告者

担当氏名所属

小竹 庄司

狛江研究所FBR部革新炉研究室

佐賀山 豊

東京電力株式会社

キーワード

和文英文
FBR安全性 FBR SAFETY
安全理論 SAFETY PRINCIPLE
安全評価 SAFETY EVALUATION
安全設計 SAFETY DESIGN
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