電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T91007

タイトル(和文)

電力系統動特性解析のための火力プラントモデルとその標準定数

タイトル(英文)

DEVELOPMENT OF STANDARD MODELS AND PARAMETERVALNES OF THERMAL POWER PLANTS FOR POWER SYSTEM DYNAMICS ANALYSIS

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

万一,系統分離が生じて周波数が大幅に変動すると,ボイラ蒸気圧力の変動などにより火力発電プラントが脱落して大停電事故に波及することが考えられる。このため,大容量火力プラントの応動を考慮して,この種の解析を容易かつ精度良く行うことが要求されている。本研究では,貫流型とドラム型の火力プラントの平均的な応動を模擬できるよう,それらの標準モデルおよび使用する定数を設定し,これを当所の電力系統動特性解析プログラム(Y法)に導入した。これにより,火力プラント応動を考慮した系統動特性解析を容易かつ精度良く実施することを可能にした。

概要 (英文)

LARGE EXCURSIONS OF POWERSYSTEM FREQUENCY DUE TO SYSTEM SEPARATION MAY CAUSE SHUTDOWN OF THERMAL GENERATING POWER PLANTS THROUGH A CHANGE IN THE BOILER STEAM PRESSURE,ETC. THIS MAY RESULT IN A BLACKOUT OF THE WHOLE SYSTEM. THEREFORE,WE MUST SIMULATE THESE DYNAMICS EASILY AND ACCURATELY TAKING THE PLANT RESPONSE INTO ACCOUNT. WE DEVELOPED STANDARD MODELS AND PARAMETER VALUES FOR SINGLE-PASS AND DRUM-TYPE PLANTS TO REPRESENT THEIR TYPICAL RESPONSE,AND THEN INSTALLED THE MODELS AND PARAMETER VALUES IN A COMPUTER PROGRAM CALLED THE Y-METHOD. THIS ENABLES EASY AND ACCURATE SIMULATION OF THE POWER SYSTEM DYNAMICS TAKING THERMAL-PLANT RESPONSE INTO ACCOUNT.

報告書年度

1991

発行年月

1991/11/01

報告者

担当氏名所属

井上 俊雄

狛江研究所電力システム部系統制御研究室

谷口 治人

狛江研究所電力システム部系統制御研究室

キーワード

和文英文
火力プラント THERMAL POWER PLANT
電力系統 POWER SYSTEM
動特性 DYNAMICS
シミュレーション SIMULATION
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