電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T91067

タイトル(和文)

光空間伝送を用いた非接触型送配電線用電流計測システムの開発

タイトル(英文)

DEVELOPMENT OF CABLELESS SYSTEM WITHOUT POWER SUPPLY FOR MEASURING CURRENT IN DISTRIBUTION LINES

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

送配電系統の状態監視を行うため,非接触,電源不用,光空間伝送方式の電流センサを開発した。本報告は,電流センサの基本仕様と性能についてとりまとめたものであり,主要な結果は以下のとおりである。(1)10A~400Aの範囲で変化する負荷電流を精度よく測れた。(2)3相の電流を合成することで事故電流の検出を可能にした。(3)光空間伝送方式として外光からの影響が少ない,ディジタル伝送方式の採用により,センサから受信部までの離隔距離を10mまで長くすることが可能となった。

概要 (英文)

TO OBSERVE THE STATUS OF TRANSMISSION AND POWER DISTRIBUTION LINES,A CABLELESS SYSTEM WITHOUT A POWER SUPPLY WAS DEVELOPED FOR MEASURING CURRENT USING AN OPTICAL TRANSMITTER. THE MAIN RESULTS ARE SHOWN BELOW. (1)LOAD CURRENTS WITH VALUES CHANGING FROM 10 A TO 400 A CAN BE MEASURED EXACTLY USING THIS SYSTEM. (2)FAULT CURRENTS CAN BE DETECTED FOR THREE-PHASE COMPOSITE CURRENTS. (3)DIGITAL OPTICAL TRANSMISSION WAS USED BECAUSE IT IS NOT AFFECTED BY EMI AND THE DISTANCEFROM THE CURRENT DETECTOR TO THE RECEIVER WAS INCREASED TO MORE THAN 10 M.

報告書年度

1991

発行年月

1992/05/01

報告者

担当氏名所属

横田 勤

狛江研究所送配電部配電研究室

富田 誠悦

狛江研究所送配電部配電研究室

雪平 謙二

狛江研究所送配電部配電研究室

キーワード

和文英文
センサ SENSOR
高圧配電線 POWER DISTRIBUTION LINE
運用 OPERATION
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