電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T91069

タイトル(和文)

臭化銅蒸気レーザーの開発(その2)-長時間安定運転に関する一方策-

タイトル(英文)

DEVELOPMENT OF COPPER BROMIDE VAPOR LASER(2)-DEVELOPMENT OF CONTINUOUS STABLE OPERATION-

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

本報告書は,低コストな装置で製作可能な臭化銅蒸気レーザーの試作を行い,長時間安定な運転を行うために,臭化銅の供給方式の改良を行い,ガス流量等の検討を行ったものである。主な結果は以下の通りである。(1)試料溜内に臭化銅をまとめることにより,約2Wで約1時間の連続発振に成功し,臭化銅蒸気を安定に供給することができた。また,放電管本体の断熱・冷却は簡便でよいことが分かり,設計が容易となることが明かとなった。(2)ネオンの流量を増加することにより,レーザー出力が安定になることが得られた。また,臭化銅の蒸気発生量と最大発光強度との関係式を導いた。

概要 (英文)

THIS REPORT DESCRIBES HOW TO SUPPLY CUBR VAPOR FOR LONG AND STABLE OPERATION OF A CUBR VAPOR LASER. EXPERIMENTAL RESULTS ARE GIVEN FOR THE FLOW CHARACTERISTICS. (1)WITH A CUBR RESERVOIR,2 W OF LASER POWER WAS ATTAINED FOR 1 HOUR AND TEMPERATURE CONTROL OF THE DISCHARGE TUBE WAS NOT SO IMPORTANT. DESIGN OF CUBR LASER EQUIPMENT COULD BE MADE EASIER BY THIS DEVELOPMENT. (2)THE LASER OUTPUT BECOME MORE STABLE WITH INCREASED NE GAS FLOW. THE RELATIONSHIP BETWEEN THE MAXIMUM EMISSION POWER AND CUBR VAPORIZATIN RATE IS DESCRIBED.

報告書年度

1991

発行年月

1992/05/01

報告者

担当氏名所属

後藤 直彦

狛江研究所開発部新技術研究室

キーワード

和文英文
ハロゲン化銅蒸気レーザー COPPER HALIDE VAPOR LASER
銅蒸気レーザー COPPER VAPOR LASER
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