電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T91074

タイトル(和文)

太陽電池と接続するロードコンディショナー制御方式の開発

タイトル(英文)

DEVELOPMENT OF RESIDENTIAL LOAD CONDITION FOR PHOTOVOTAIC POWER GENERATION SYSTEM

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

太陽電池接続に対応した系統連系型の単相3線式ロードコンディショナー(100V/200V,5kW/6kVA)を開発した。太陽電池はダイオードを介して畜電池と直結させるとともに,充電器とインバータを兼用する電力変換方式を採用し,主回路の簡素化を図った。系統連系回路方式としてはパラレルプロセッシング方式を採用し,無瞬断負荷バックアップ機能,電流の平衝化機能,アクティブフィルター機能を付与した。電流の平衝化機能により,単相3線の両相とも逆潮流禁止の条件下でも,逆潮流なしの制御が容易になり,畜電機能の活用により太陽電池出力の有効利用が可能となった。また,アクティブフィルター機能により,入力電流,逆潮電流の高調波抑制と力率改善ができ,逆潮流可能の条件でも,電気事業が受入れやすい電力品質が確保できた。

概要 (英文)

THIS PAPER DESCRIBES THE DEVELOPMENT OF A NEW CONTROL SYSTEM FOR A LOAD CONDITIONER THAT CAN BE CONNECTED TO PHOTOVOTAIC CELLS FOR RESIDENTIAL USE. THE FEATURES ARE AS FOLLOWS: (1)THE SYSTEM CAN USE VARIOUS POWER SOURCES SUCH AS DAY-TIME ELECTRICITY,NIGHT-TIME ELECTRICITY AND PHOTOVOLTAIC POWER. (2)THE INTERMITTENT PHOTOVOLTAIC POWER CAN BE TURNED INTO MORE STABLE POWER BY THE STORAGE BATTERY. (3)EXCESS PHOTOVOLTAIC POWER CAN BE TRANSFERRED TO EITHER THE DISRIBUTIONLINE OR THE STORAGE BATTERY. (4)THE SYSTEM CAN GUARANTEE HIGHLY RELIABLE UNINTERRNPTIBLE POWER. (5)THIS SYSTEM IS AVAILABLE FOR SINGLE-PHASE THREE-WIRE POWER LINES.

報告書年度

1991

発行年月

1992/06/01

報告者

担当氏名所属

石原 薫

狛江研究所ロードコンディショナー特別研究室

三田 裕一

狛江研究所ロードコンディショナー特別研究室

岩堀 徹

狛江研究所ロードコンディショナー特別研究室

キーワード

和文英文
ロードコンディショナー LOAD CONDITIONER
太陽光発電 PHOTOVOLTAIC POWER GENERATION
逆潮流 REVERSE POWER FLOW
負荷平準化 LOAD LEVELING
深夜電力 MIDNIGHT ELECTRICITY
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