電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T91085

タイトル(和文)

家庭における負荷予測手法の検討

タイトル(英文)

INVESTIGATION OF LOAD PREDICTION FOR DOMESTIC CUSTOMERS

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

本報告は,家庭において短時間負荷予測を行った結果及び各家電機器の深夜時間帯移行の可能性とその効果の検証について述べている。詳細は以下の通りである。(1)家庭固有の生活パターンに着目し,4種類の予測手法について実測結果を基にした1時間先予測シミュレーションを行い,その精度を比較した。その結果,適応的時系列モデルが高い精度が得られることを明らかにした。(2)自己学習機能により予測に必要なパラメータを自動的に決定し,状態の変化にも柔軟に対処できるという利点を持つニューラルネットワーク解析手法を1日先の負荷カーブの予測に適用するため,基本的モデルを提案し,このモデルを用いてシミュレーションを行った。(3)深夜帯移行の可能であることが判明した洗濯機,乾燥機,炊飯器について深夜帯移行効果の検証を行った。

概要 (英文)

THIS REPORT DISCUSSES SHORT-TERM LOAD FORECASTING FOR DOMESTIC CUSTOMERS AND LOAD SHIFTING RELATED TO LIVING SCHEDULES,BEHAVIOUR PATTERNS,AND CUSTOMER AMENITY. THE DETAILS ARE AS FOLLOWS: (1)WE CAN FORECAST ELECTRICITY CONSUMPTION 1 HOUR IN ADVANCE FOR DOMESTIC CUSTOMERS BY FOUR METHODS. AMONG THESE FOUR METHODS,TIMESERIES ADAPTIVE PREDICTION IS THE MOST EFFECTIVE. (2)WE TRIED TO ADAPT A NEURAL NETWORK TO 1 DAY IN ADVANCE FORECASTING FOR DOMESTIC CUSTOMERS. THIS METHOD IS APPLICABLE TO MIDDLE-TERM FORECASTS. (3)A CLOTHES WASHER,CLOTHESDRYER,AND RICE COOKER WERE DEFINED AS NIGHT-TIME SHIFT APPLIANCES AND WE ESTIMATED THE EFFECT OF LOAD SHIFTING THESE APPLIANCES.

報告書年度

1991

発行年月

1992/06/01

報告者

担当氏名所属

浅利 真宏

狛江研究所開発部電気利用技術研究室

吉光 司

狛江研究所開発部電気利用技術研究室

橋本 栄二

狛江研究所開発部電気利用技術研究室

キーワード

和文英文
負荷平準化 LOAD LEVELING
負荷移行 LOAD SHIFT
負荷予測 LOAD FORECASTING
一般家庭 DOMESTIC CUSTOMER
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