電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T91095

タイトル(和文)

フラッシオーバ電圧の推定のための最大法の適用

タイトル(英文)

APPLICATION OF MAXIMUM LIKELIHOOD METHOD FORESTIMATING FLASHOVER VOLTAGE

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

本報告書は,信頼性の高いフラッシオーバ電圧の評価法の確立を目的として,補間法への最大法の適用についてシミュレーションと実験結果から検討したものである。主な成果を以下に示す。(1)コンピュータシミュレーションの結果から,補間法の解析に最小自乗法を用いると,標準偏差は最大20%程度大きめに推定され,最大法を用いるとほぼ正しい値が得られる。(2)大気中の棒対棒ギャップの実験結果から,最大法に比べて,最小自乗法による標準偏差の推定は平均20%程度大きめに求まる。(3)補間法の解析に最大法を適用すると,標準偏差や50%フラッシオーバ電圧が正確に推定できる。

概要 (英文)

THIS REPORT DEALS WITH USE OF THE MAXIMUM LIKELIHOOD METHOD AS THE INTERPOLATION METHOD FOR ESTABLISHING FLASHOVER TESTS TO RELIABLY ESTIMATE FLASHOVER VOLTAGE. THE MAIN RESULTS ARE AS FOLLOWS: (1)STANDARD DEVIATION ESTIMATED BY THE LEAST-SQUARES METHOD IS 20% HIGHER THAN THE TRUE VALUE BUT IS ESTIMATED CORRECTLY BY THE MAXIMUM LIKELIHOOD METHOD USING COMPUTER SIMULATION. (2)STANDARD DEVIATION ESTIMATED BY THE LEAST-SQUARES METHOD IS 20% UP IN COMPARISON TO THE ESTIMATE BY THE MAXIMUM LIKELIHOOD METHOD USING EXPERIMENTS. (3)STANDARD DEVIATION AND 50% FLASHOVER VOLTAGE ARE ESTIMATED CORRECTLY BY USING THE MAXIMUM LIKELIHOOD METHOD AS THE INTERPOLATION METHOD.

報告書年度

1991

発行年月

1992/07/01

報告者

担当氏名所属

和田 淳

狛江研究所送配電部絶縁研究室

キーワード

和文英文
補間法 INTERPOLATION METHOD
昇降法 UP-AND-DOWN METHOD
標準偏差 STANDARD DEVIATION
50%フラッシオーバ電圧 50% FLASHOVER VOLTAGE
最大法 MAXIMUM LIKELIHOOD METHOD
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