電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T92002

タイトル(和文)

ファジィ理論による発電機励磁制御システムの開発

タイトル(英文)

DEVELOPMENT OF GENERATOR EXCITATION CONTROL SYSTEM USING FUZZY THEORY

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

発電機の安定運転の維持とその向上は,電力系統の信頼度を確保して,より経済的な運用を行うために不可欠のものである。安定度の一層の向上を目的とし,発電機の出力状態,電力系統の事故の過酷さ等を考慮した,ファジィ理論を用いた発電機励磁制御論理を交・直流電力系統シミュレータの回転型模擬発電機に適用し,その効果を一機および,二機無限大母線系統において種々の故障を想定した実験により検証した。実験の結果,本システムが現用の制御方式より優れていること,すなわち,動揺の減衰が良く,より大きな安定限界送電電力を与えることを確認した。

概要 (英文)

SYSTEM STABILITY IS ESSENTIAL FOR RELIABLE AND ECONOMIC OPERATION OF POWER SYSTEMS. QUICK-RESPONSE EXCITATION CONTROL WITH PSS IS USED AS A POWER SYSTEM STABILITY IMPROVEMENT MEASURE AT GENERATORS. HOWEVER,THIS METHOD CAN NOT ALWAYS BE APPIED TO A WIDE RANGE OF POWER-SYSTEM CONFIGURATIONS,LOAD FLOWS ETC. THIS PAPER DESCRIBES THE RESULTS OF EXPERIMENTS ON A FUZZY EXCITATION CONTROL SYSTEM AT THE CRIEPI AC/DC POWER SYSTEM SIMULATOR. THIS CONTROL SYSTEM IMPROVES POWER SYSTEM STABILITY AND HAS BETTER PERFORMANCE THAN THE CONVENTIONAL EXCITATION CONTROL ON A ONE- AND TWO- MACHINE-TO-INFINITE-BUS SYSTEM.

報告書年度

1992

発行年月

1992/07/01

報告者

担当氏名所属

北内 義弘

狛江研究所電力システム部系統制御研究室

谷口 治人

狛江研究所電力システム部系統制御研究室

熊野 照久

狛江研究所電力システム部系統制御研究室

キーワード

和文英文
ファジィ理論 FUZZY THEORY
発電機 GENERATOR
励磁制御 EXCITATION CONTROL
系統安定度 POWER SYSTEM STABILITY
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