電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T92014

タイトル(和文)

冬季雷放電進展シミュレーション(その2)-高構造物による雷しゃへいと雷撃様相-

タイトル(英文)

STROKE SIMULATION FOR WINTER LIGHTNING (PART2) -SHIELDING EFFECT AND LIGHTNING PROGRESSION OF HIGH STRUCTURES-

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

本報告は上向きリーダに起因する冬季雷放電現象をモデル化し,大地高構造物(鉄塔,送電線)への雷撃様相,雷撃率ならびにしゃへい効果について検討した結果を取りまとめたものである。主な結果は次のとおりである。(1)二つの高構造物が充分離れている場合,両者の雷撃率はそれぞれの放電時間の分布を基に比較できることを明らかとした。(2)二つの高構造物が接近して接近されている場合,高側構造物によるしゃへい率を定量化した。(3)以上の結果を統合し,二つの高構造物への雷撃様相ならびに雷撃率について,構造物の形状,高さならびに離隔距離の影響を明らかとした。

概要 (英文)

THIS REPORT DEALS WITH SIMULATION OF LIGHTNING STROKES TO TWO HIGH STRUCTURES TO CLARIFY THE SHIELDING EFFECT OF THE HIGHER ONE. THE MAIN RESULTS ARE AS FOLLOWS: (1)FOR TWO HIGH STRUCTURES CONSTRUCTED AT A DISTANCE,THE RATIO OF LIGHTNING STROKES WAS ESTIMATED FROM THE DISTRIBUTION OF THE TIME-TO-BREAKDOWN OF EACH STRUCTURE. (2)FOR CLOSELY-CONSTRUCTED STRUCTURES,THE SHIELDING EFFECTS OF THE HIGHERONE WAS ESTIMATED QUANTITATIVELY. (3)THE INFLUENCE OF THE TYPE AND HEIGHT OF THE STRUCTURES AND DISTANCE BETWEEN THEM ON THE NUMBER AND FEATURES OF LIGHTNING STROKES WAS CLARIFIED BY THIS SIMULATION.

報告書年度

1992

発行年月

1992/12/01

報告者

担当氏名所属

相原 良典

狛江研究所送配電部絶縁研究室

新藤 孝敏

狛江研究所送配電部絶縁研究室

河本 正

狛江研究所送配電部放電研究室

キーワード

和文英文
雷放電シミュレーション LIGHTNING STROKE SIMULATION
雷放電 LIGHTNING DISCHARGE
雷しゃへい LIGHTNING SHIELDING
上向き雷 UPWARD LIGHTNING
耐雷設計 LIGHTNING PROTECTION DESIGN
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