電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

※ PDFのファイルサイズが大きい場合には、ダウンロードに時間がかかる場合がございます。 ダウンロードは1回のクリックで開始しますので、ダウンロードが完了するまで、複数回のクリックはなさらないようご注意願います。

電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T92079

タイトル(和文)

音響法によるFBR蒸気発生器の水リーク検出(その2)-アクティブ法とパッシブ法の検討特性の比較-

タイトル(英文)

ACOUSTIC LEAK DETECTION FOR LMFBR STREM GENERATOR

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

FBRの蒸気発生器(SG)は,伝熱管の水リークを早期に確実に検出することが,ナトリウム-水反応事故の発生を防止し,事故対策設備の合理化を図る上で重要である。このため,音響法による水リーク検出法が開発されている。本報告書は,アクティブ法のフィージビリティを定量的に確認するとともに,パッシブ法のSN比向上のためにスペクトル差法の検討を行った。アクティブ法とパッシブ法の検出特性の比較から,アクティブ法はバックグランドノイズの影響が少なく,検出性能の向上が図れるポテンシャルを持っていることから,今後の音響法の開発に有利である。

概要 (英文)

DEVELOPMENT OF A WATER LEAK DETECTOR WITH A SHORT RESPONSE TIME FOR LMFBR STEAM GENERATORS IS REGUIRED TO PREVENT FAILURE PROPAGATION CAUSED BY THE SODIUM-WATER REACTION AND TO MAINTAIN STRUCTURAL SAFETY IN STEAM GENERATORS. THIS PAPER CONFIRMS THE BASIC DETECTION FEASIBILITY OF AN ACTIVE ACOUSTIC LEAK DETECTOR,AND INVESTIGATES LEAK DETECTION BY ERASING BACKGROUND NOICE USING SPECTRUM ANALYSIS OFA PASSIVE ACOUSTIC LEAK DETECTOR. IN A COMPARISON OF THE LEAK DETECTION SENSITIVITY OF THE ACTIVE AND PASSIVE METHODS,THE ACTIVE METHOD IS NOT GREATLY INFLUENCED BY BACKGROUND NOISE,AND IT CAN QUICKLY DETECT MICROLEAKSO. WE ANTICIPATE PRACTICAL APPLICATION OF THE ACTIVE ACANSTIC LEAK DETECTOR IN THE FUTURE.

報告書年度

1992

発行年月

1993/04/01

報告者

担当氏名所属

熊谷 博道

狛江研究所FBR部革新炉研究室

吉田 和生

狛江研究所FBR部革新炉研究室

キーワード

和文英文
高速増殖炉 FAST BREEDER REACTOR
蒸気発生器 STEAM GENERATOR
水リーク検出法 WATER LEAK DETECTION METHOD
音響法 ACOUSTIC METHOD
Copyright (C) Central Research Institute of Electric Power Industry