電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T93035

タイトル(和文)

小型光発電用系統連系保護装置(逆潮流あり)の開発

タイトル(英文)

DEVELOPMENT OF PROTECTIVE CONTROL UNIT FOR UTILITY INTERACTIVE RESIDENTIAL PV APPLICATION

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

ガイドライン準拠形と簡易形の2種類の小型系統連系保護装置を開発した。いずれも信号処理技術を活用して小形化を図るとともに,保護機能だげなく自動故障診断機能や各種のサービス表示機能等を搭載し,実用保護装置が採るべき将来形態を提案した。六甲や赤城における検証試験の結果では,電気用品レベルを指向した簡易形(受動方式:位相急変+第3次高調波急変)の装置でも確実に単独運転(逆充電運動)を防止できることが分った。また,コスト試算の結果,1千台~1万台の量産ベースでは3~4万円台の価格が達成できることが分った。これは現状市販品の1/10の価格である。

概要 (英文)

UTILITIES ASSURE A HEAVY DUTY IN SUPPLYING HIGH-QUALITY ELECTRIC POWER TO GENERAL USERS WITH STABILITY AND SAFETY. CUSTMERS OPERATING PRIVATE GENERATORS SHOULD HAVE THE SAVE RESPONSIBILITY. ONE OF THE MOST IMPORTANT ITEMS IN A UTILITY GRID IS SAFETY. HOWEVER,JAPAN STILL DOES NOT HAVE AN AUTHORIZED PROTECTIVE CONTROL UNIT FOR RESIDENTIAL APPLICATION. A COMPACT PROTECTIVE CONTROL UNIT DEVELOPED FORLOW-VOLTAGE APPLICATIONS HAS THE APABILITY TO PREVENT SPREAD OF ACCIDENTS ON PV GENERATORS AND TO AVOID DANGEROUS ISLANDING OPERATION.

報告書年度

1993

発行年月

1994/04/01

報告者

担当氏名所属

滝川 清

狛江研究所電力システム部パワーエレクトロニクスグループ

小林 広武

狛江研究所電力システム部パワーエレクトロニクスグループ

キーワード

和文英文
太陽光発電 PHOTOVOLTAIC POWER GENERATION
系統連系 UTILITY INTERACTIVE SYSTEM
保護装置 PROTECTIVE CONTROL
単独運転防止 ISLANDING PROTECTION
逆潮流 REVERSE POWER FLOW
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