電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T93073

タイトル(和文)

太陽電池アレイの構成方法-モジュール出力特性のばらつきに起因した出力低下の防止法-

タイトル(英文)

SOLAR CELL ARRAY DESIGN METHOD TO PREVENT POWER REDUCTION DUE TO MODULE OUTPUT FLUCTUATION

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

太陽電池モジュール出力特性のばらつきに起因した太陽電池アレイ出力電力の低下を最小に抑えるためのアレイ構成方法についてシミュレーション解析・評価し,次の結果を得た。(1)出力低下を防止する構成方法として,アレイ各直列ストリング内のモジュール出力電流が極力均一となるようにモジュールを配列する方法,およびアレイをモジュール直列接続方向に複数のブロックに分割化する方法が有効である。これらにより,アレイ出力の低下を40~60%改善できる。(2)これらの方法を組み合わせ,ブロック内部の直列ストリングを構成する各モジュールの出力電流,および各ブロックの総合出力電流が極力均一となるようにモジュールを配列すると,アレイ出力の低下をほぼ完全に押さえることができ,最も適切である。

概要 (英文)

FLUCTUAION OCCURS IN THE OUTPUT OF PV MODULES IN PHPTOVOLTAIC POWER GENERATING SYSTEMS. SINCE THE SOLAR-CELL ARRAY POWER OUTPUT MAY BE REDUCED BY THE FLUCTUAION,WE MUST ESTABLISH A PROPER DESIGN METHOD PREVENT THE POWER REDUCTION. THIS STUDY INVESTIGATED DESIGN METHODS BASED ON STATISTICAL ANALYSIS OF PV MODULE OUTPUT FLUCTUATION AND NUMERICAL SIMULATION OF ARRAY I-V CHARACTERISTIC USING THE RESULTS OF THE STATISTICAL ANALYSIS. CLEARLY,OUTPUT REDUCTION CAN BE PREVENTED ALMOST BY A NEW SIMPLE DESIGN METHOD OF ARRANGING PV MODULES THE MODULE PUTPUT CURRENT,AND BY ADOPTING BLOCK DIVISIONS IN THE SOLAR CELL ARRAY.

報告書年度

1993

発行年月

1994/04/01

報告者

担当氏名所属

小林 広武

狛江研究所電力システム部パワーエレクトロニクスグループ

キーワード

和文英文
太陽光発電システム PHOTOVOLTAIC SYSTEM
太陽電池 SOLAR CELL
最適設計 OPTIMUM DISIGN
分散型電源 DISPERSED POWER GENERATION
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