電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T93078

タイトル(和文)

長半減期核種の乾式分離技術の開発-溶融塩電解における固体陰極への析出電流密度の検討-

タイトル(英文)

DEVELOPMENT OF RYNOMETALLURGICAL PARTITIONING TECHNOLOGY FOR LONG-LIVED NUCLIDES- STUDY OF DEPOSITION CURRENT DENSITY ON SOLID CATHODE IN MOLTEN SALT ELECTROREFINIG

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

高温冶金技術を応用した乾式分離法では,溶融塩化物中の超ウラン元素(TRU)を,リチウムを還元剤としてカドミウム相に抽出し,得られたTRU含有カドミウム合金を陽極として電解精製を行い,陰極で純度を高めて回収する。その際,TRUと化学的性質が似ている希土類元素(RE)が混入して,消滅処理の際に金属燃料の製造や燃焼に悪影響を及ぼすため,TRUとREの分離特性の違いを把握する必要がある。そこで本研究では,希土類元素の電解析出により分離試験を行い,陰極電位,塩中濃度,電析時間が分離挙動に及ぼす影響を調べ,分離予測に必要な析出電流密度の評価式について検討した。REについて得られたこれらの知見は,TRUとREの分離を評価うえでも有用である。

概要 (英文)

MOLTEN-SALT ELECTROREFINING WAS USES TO SEPARATE OF TRANSURANIUM ELEMENTS (TRUS) FROM OTHER FISSION PRODUCTS. IN THIS PROCESS,SOME RARE EARTH ELEMENTS (RES) ARE RECOVERED WITH THE TRUS,BECAUSE RES ARE CHEMICALLY SIMILAR TO TRUS. TO ESTIMATE THE SEPARATION EFFICIENCY BETWEEN TRUS AND RES,IT IS NECESSARY TO ANALYZE THE ELECTRODEPOSITION CHARACTERISTICS,AND TO EVALUATE THE DEPOSITION CURRENT DENSITYFOR EACH ELEMENT. ELECTRODEPOSITION EXPERIMENTS WERE CARRIED OUT USINGRES. THE DEPOSITION CURRENT DENSITY OF RES OBTAINED EXPERIMENTALLY WASEXPRESSED USING ELECTRODE KINETICS EQUATIONS WITH THE ACTIVITY COEFFICIENTS OF THE ELEMENTS DEPOSITED AT THE SOILD CATHODE.

報告書年度

1993

発行年月

1994/04/01

報告者

担当氏名所属

木下 賢介

狛江研究所原子物理部溶融塩化学グループ

坂村 義治

狛江研究所原子物理部溶融塩化学グループ

小林 邦明

狛江研究所原子物理部

キーワード

和文英文
乾式分離 PYROMETALLURGICAL PARTITIONING
電解精製 ELECTROREFINING
希土類元素 RARE EARTH ELEMETS
溶融塩 MOLTEN SALT
電流密度 CURRENT DENSITY
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