電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T94006

タイトル(和文)

高効率熱電変換素子用傾斜機能材料(FGM)コンプライアント・パッドの提案および成立性評価

タイトル(英文)

FGM-COMPLIANT PAD DESIGN FOR HIGH-EFFICIENCYSILICON GERMANIUM

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

本研究は,熱電変換素子の出力密度および耐久性・製作性の向上を狙った,FGM(傾斜機能材料)による世界初のコンプライアント・バッドの構造と,その健全性の評価手法を明らかにしたものである。高温側コンプライアント・パッドとしてPd/Si3N4のFGM,低温側コンプライアント・パッドとしてCu/SiN4のFGMを提案した。本コンプライアント・パッドについて有限要素法による熱応力解析を行い,組成遷移領域の端部での熱応力緩和がFGMを用いない場合に比べて顕著であることを確認した。FGMコンプライアント・パッド構造健全性を評価する方法としては,従来の有限要素法による熱応力解析に加えて,界面力学により組成遷移領域の端部での熱応力の強さを評価する新たな方法を提案した。

概要 (英文)

THERMOELECTRIC(TE)POWER CONVERSION IS A CANDIDATE FOR DIECT ENERGY AND COULD HELP MEET VARIOUS POWER REQUIREMENTS IN THE NEXT CENTURY.TO ACHIEVE HIGH THERMAL ENERGY DENSITY IN TE POWER CONVERSION SYSTEMS,CONDUCTION CONDUCTION COUPLING OF TE CELLS TO BOTH HOT AND COLD EXCHANGERS IS ESSENTIAL.THIS PAPER DISCUSSES HOW THE CHALLENGES OF MECHANICALLY ATTACHING BOTH ENDS OF THE TE CELL TO HARD STRUCTURES HAVE BEEN ADDRESSED.AN ATTEMPT HAS BEEN MADE TO USE FGM COMPLIANT PADS OF C-PD-SI3N4-C FOR THE HOT SIDE,AND C-CU-SI3N4-C FOR THE COLD SIDE.

報告書年度

1994

発行年月

1995/01/01

報告者

担当氏名所属

神戸 満

狛江研究所原子力システム部原子炉システムグループ

荒井 正行

狛江研究所金属材料部材料力学グループ

吉田 和生

狛江研究所原子力システム部原子炉システムグループ

魚谷 正樹

狛江研究所原子力システム部原子炉システムグループ

キーワード

和文英文
熱電変換素子 THERMOELECTRIC CELL
傾斜機能材料 FUNCTIONALLY GRADIENT MATERIAL
界面力学 INTERFACE MECHANICS
高速増殖炉 FAST BREEDER REACTOR
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