電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T94016

タイトル(和文)

実測結果に基づく系統周波数特性の推定手法の開発

タイトル(英文)

ESTIMATING POWER SYSTEM FREQUENCY CHARACTERISTICS USING OBSERVED TRANSIENTS

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

系統全体としての慣性定数とガバナフリー発電機の系統容量に対する比率を推定する手法を開発し、発電機負荷■断など10ケースの事象における系統周波数の変化の実測、脱落量と系統容量にもとづき、これらの推定を行った。その結果、系統の単位慣性定数は概ね14-18秒(系統容量基準)、ガバナフリー発電機の比率は、系統容量の0.2~0.4程度と推定された。

概要 (英文)

A METHOD IS PROPOSED TO ESTIMATE THE INERTIACONSTANT OF A POWER SYSTEM AND THE RATIO OF THE TOTAL CAPACITY OF GENERATORS AT GOVENOR-FREE OPERATION TO POWER SYSTEM CAPACITY. ACTUAL SYSTEM FREQUENCY TRANSIENTS OBSERVED AT EVENTS SUCH AS A GENERATOR LOAD REJECTION TEST WERE USED TO ESTIMATE THE INERTIA CONSTANT AND THE RATIO OF THE GENERATORS. RESULTS SHOW THAT THE INERTIA CONSTANT IS ABOUT 14-18 IN SYSTEM CAPACITOR BASE, AND THE RATIO OF GENERATORS IS AROUND 0.2-0.4.

報告書年度

1994

発行年月

1995/05/01

報告者

担当氏名所属

井上 俊雄

狛江研究所電力システム部システム制御グループ

谷口 治人

狛江研究所電力システム部システム制御グループ

吉田 潔史

関西電力株式会社

池口 安幸

関西電力株式会社

キーワード

和文英文
電力系統 POWER SYSTEM
系統周波数 SYSTEM FREQUENCY
動特性 DYNAMIC BEHAVIOR
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