電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T94022

タイトル(和文)

ウラン・プルトニウム混合燃料を利用した軽水炉の大幅高燃焼度集合体の検討

タイトル(英文)

URANIUM AND PULTONIUM MIXED FUEL ASSEMBLIES FOR EXTRA-HIGH-BURNUP IN LIGHT WATER REACTROS

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

軽水炉発電ではUO2燃料の高燃焼度化とMOX燃料の利用が計画されている。沸騰水型軽水炉(BWR)でUO2燃料とMOX燃料の大幅な高燃焼度化(集合体平均55MWd/kgU)が可能な集合体(MOX燃料集合体およびUO2燃料集合体)を構築した。中性子輸送計算コードを用いた解析により、高燃焼度MOX燃料集合体の出力ピーク、制御ブレード価値、燃焼特性などを高燃焼度UO2燃料集合体と同等にできることを確認した。大幅な高燃焼度化によりMOX燃料のプルトニウム富化度は大きくなり(8.42wt%)、使用済のUO2燃料集合体2体とMOX燃料集合体1体(MOX燃料を除く)のUO2燃料から取り出されるプルトニウムをMOX燃料集合体1体で処理できる。

概要 (英文)

JAPANESE UTILITIES WOULD LIKE TO EXTEND FUELBURNUP IN LWRS. BWR9X9-9TYPE UO2 AND MOX FUEL ASSEMBLIES WERE DESIGNEDTO ACHIEVE ASSEMBLY AVERAGE BURNUP OF 55MWD/KGU. THE NEUTRON TRANSPORTCALCULATION CODE(FLEXBURN) CONFIRMED THAT THE LOCAL PEAKING RATIO, CONTROL BLADE WORTH AND BURNUP PROPERTIES OF MOX FUEL ASSEMBLY WERE EQUIVALENT TO THOSE OF THE UO2 FUEL ASSEMBLY. THE AMOUNT OF PLUTONIUM IN HIGH-BURNUP MOX FUEL WAS TWICE THAT IN NORMAL BURNUP MOX FUEL. THE PLUTONIUM IN THE MOX FUEL ASSEMBLY IS RECYCLED FROM THE TOTAL AMOUNT OF SPENT UO2 FUEL IN TWO UO2 AND ONE MOX FUEL ASSEMBLIES.

報告書年度

1994

発行年月

1995/04/01

報告者

担当氏名所属

亀山 高範

狛江研究所原子力システム部炉物理・燃料工学グループ

松村 哲夫

狛江研究所原子力システム部炉物理・燃料工学グループ

キーワード

和文英文
高燃焼度UO2燃料 HIGH-BURNUP UO2 FUEL
高燃焼度MOX燃料 HIGH BURNUP MOX FUEL
プルトニウムサーマル利用 PLUTONIUM RECYCLE TO THERMAL REACTOR
中性子輸送計算 NEUTRON TRANSPORT CALCULATION
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