電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T95019

タイトル(和文)

ロボットの認識技術の現状と開発の方向性

タイトル(英文)

PRESENT STATUS AND TRENDS OF RECOGNITION TECHNOLOGY FOR ROBOTICS

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

現状の保守用ロボットの殆どが遠隔操作型であることから,操作員の労力軽減や作業環境改善のための自律型ロボットの開発が望まれている。本報告は自律型ロボットに不可欠なロボットの認識技術の現状を調査し,何故,現状ロボットが遠隔操作型にならざるを得ないかを明らかにするとともに,今後の技術開発の方向性を検討したものである。その結果,人間と同様の機能をロボットに持たせることは,情報処理量や情報集約に格段の差が認められることから,非常に難しいと判断せざるを得ない。それ故,高度の処理を要する処は人間に委ね,機械化可能な部分をロボット化する人間協調型ロボットを目指すものとし,3次元情報処理技術を前提とした人工現実感による認識技術の開発等に力点を置く必要があると考えられる。

概要 (英文)

IT IS HOPED TO DEVELOP AUTONOMOUS ROBOTS TO LIGHTEN THE BURDEN OF OPERATORS AND TO REMORVE OPERATORS FROM BAD WORKING ENVIRONMENTS. NEVERTHELESS,MOST MAINTENANCE ROBOTS NOW ARE NOT AUTONOMOUS BUT ARE MANIPULATED. THIS PAPER DESCRIBES THE ABOVE-MENTIONED TRENDS IN R&D OF RECENT ROBOT TECHNOLOGY ESPECIALLY RECOGNITION. THE RESULTS ARE SUMMARIZED AS FOLLOWS: AT PRESENT,RECOGNITION TECHNOLOGY FOR AUTONOMOUS ROBOTS IS POOR COMPARED TO HUMANS ESPECIALLY VISUAL FUNCTIONS. IT IS HOPED TO DEVELOP HUMAN-COOPERATION ROBOTS THAT ENTRUST HIGH-LEVELRECOGNITION TO OPERATORS AND 3D PROCESSING TECHNOLOGY,SUCH AS VIRTUAL REALITY AND TELE-EXISTENCE TECHNOLOGY TO ROBOTS.

報告書年度

1995

発行年月

1996/03/01

報告者

担当氏名所属

北見 恒雄

狛江研究所

キーワード

和文英文
ロボット ROBOT
認識技術 RECOGNITION
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