電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T95043

タイトル(和文)

高Cr4+ドープフォルステライト結晶の高効率レーザー発振および光増幅特性

タイトル(英文)

HIGHLY EFFICIENT LASER OSCILLATION AND PULSEAMPLIFICATION CHARACTERSTICS OF HIGHLY CR4-DOPED FORSTERITE CRYSTAL

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

従来よりもCr4+ドープ量の多いフォルステライト結晶の,レーザー発振およびパルス増幅特性を測定した。大きさが5×5立方mmの結晶を用い,QスイッチNd:YAGレーザーの基本波で励起することによりレーザー発振に成功した。出力エネルギー1.2mj以上が得られた。またスロープ効率は25%であり,これは筆者の知る限り,フォルステライトレーザーのパルス発振における最高値である。ポンプ-プローブ法により,フォルステライト結晶の1パスゲインを求めた。5mmの利得長において,励起エネルギー密度が0.74J/平方cmの時1パスゲイン1.7を得た。

概要 (英文)

WE INVESTIGATED THE LASING AND PULSE AMPLIFICATION CHARACTERISTICS OF CHROMIUM-DOPED FORSTERITE WITH HIGH CR4+ CONCENTRATIONS. USING A CRYSTAL OF ONLY 5 5 5CUBE MM,LASER OSCILLATION WAS ACHIEVED BY PUMPING WITH 1064-NM PULSES FROM A Q-SWITCHED ND:YAG LASER.AN OUTPUT ENERGY OF OVER 1.2 MJ,AND A HIGH SLOPE EFFICIENCY OF 25%,THEHIGHEST VALUE EVER ACHIEVED IN PULSE OPERATION WAS OBTAIND. THE ONE-PASS GAIN MEASURED BY THE PUMP-AND-PROBE TECHNIQUE WAS 1.7 FOR 5-MM GAIN LENGTH WHEN THE PUMPING ENERGY DENSITY WAS 0.74J/SQUARE CM.

報告書年度

1995

発行年月

1996/05/01

報告者

担当氏名所属

藤井 隆

狛江研究所電気物理部レーザー・光グループ

長野 正裕

狛江研究所電気物理部レーザー・光グループ

後藤 直彦

狛江研究所電気物理部レーザー・光グループ

根本 孝七

狛江研究所電気物理部レーザー・光グループ

キーワード

和文英文
波長可変 WAVELENGTH TUNABLE
固体レーザー SOLID STATE LASER
フォルステライト FORSTERITE
高Cr4+ドープ HIGH CR4+ DOPING
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