電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

※ PDFのファイルサイズが大きい場合には、ダウンロードに時間がかかる場合がございます。 ダウンロードは1回のクリックで開始しますので、ダウンロードが完了するまで、複数回のクリックはなさらないようご注意願います。

電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T95050

タイトル(和文)

電力ネットワークの組み合わせ問題の最適化手法

タイトル(英文)

OPTIMIZATION METHODS FOR CONBIED POWER NETWORK PROBLEMS

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

電力ネットワークの最適化問題と各種の組み合わせ最適化手法の適用性を調査し,以下を明らかにした。1)電力ネットワークの組み合わせ最適化問題の研究の中心になっているのは,配電系統設備計画,配電損失最小化運用計画,事故復旧(負荷融通/切替)問題である。2)組み合わせ最適化手法に対し,近年,メタヒューリスティックと呼ばれる新しい近似解法が提案され,電力ネットワーク問題を含めて適用が試みられている。そのうち,従来からのヒューリスティック手法に加え,遺伝アルゴリズムは多点探査などの固有の特徴から比較的適用性が高いと考えられる。3)調査から,電力ネットワークの組み合わせ最適化問題研究のための標準モデル系統として,当面,配電系統ならびに二次系統の運用問題に対する小規模,中規模の標準モデルが必要であることを明らかにするとともに,モデルの基本的要件を示した。

概要 (英文)

THE FITERATURE ON THE COMBINED OPTIMIZATION PROBLEM OF POWER NETWORKS WAS SURVEYED TO SOLVE THE PROBLEM. THE IMPORTANT POINTS ARE AS FOLLOWS: 1.THE CORE OF THE RESEARCH FIELD IS DISTRIBUTION SYSTEM PLANNING,LOSS MINIMIZATION,AND POWER SYSTEM RESTORATION. 2.A NEW METHOD GENERALLY CALLED META-HEURISTIC HAS RECENTLY BEEN PROPOSED AND APPLIED IN MANY FIELDS INNCLUDING POWER SYSTEMS. AMONG THE METHODS,THE CONVEVTIONAL HEURISTIC APPROACH AND GENETIC ALGORITHM SEEM TO HAVE RELATIVELY HIGH APPLICABILITY. 3.THE SURVEY REVEALED THE NECESSITY FOR A STANDARD NETWORK MODEL. TWO STANDARD MODEL,NETWORKS, SMALL AND MEDIUM SIZE,ARE REQUIRED TO REPRESENT DISTRIBUTION,AND SUB-TRANSMISSION NETWORKS.

報告書年度

1995

発行年月

1996/06/01

報告者

担当氏名所属

栗原 郁夫

狛江研究所電力システム部システム解析グループ

キーワード

和文英文
電力ネットワーク POWER NETWORK
組み合わせ問題 COMBINED PROBLEM
最適化手法 OPTIMIZATI ON METHOD
メタ・ヒューリステイック META-HEURISTIC
標準モデル系統 STANDARD MODEL NETWORK
Copyright (C) Central Research Institute of Electric Power Industry