電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T96028

タイトル(和文)

氷蓄熱式放射冷房システムの開発(その2)-エネルギー消費特性とランニングコスト-

タイトル(英文)

DEVELOPMENT OF ICE STORAGE RADIANT COOLING SYSTEM(PART 2)-ELECTRICITY CONSUMPTION AND CHARGE-

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

氷蓄熱式放射冷房システムを導入した仮想のモデルビル(東京,総床面積3300平方m)を設定し,省エネルギーポテンシャル,負荷平準化ポテンシャル,ランニングコストを評価した。主な成果は以下のとおり。(1)放射冷房は対流冷房に比べて質の高い室内環境をつくりだすことができる。しかも,氷蓄熱を採用することで,年間の消費電力量を氷蓄熱式対流システムと同等かそれより若干(2~4%)少なくできる。(2)放射方式では,氷蓄熱を採用することで年間消費電力量を39~41MWh(氷蓄熱設備のない場合の10%)削減でき,夏季の電力ピーク時には最大74~77kW(同34~35%)のピークカットが可能である。また,年間電気料金は2900~3000千円(同29~30%)節約できる。(3)氷蓄熱設備のない場合,放射方式は対流方式より,消費電力量,夏季電力ピーク値とも10%程度増加する。

概要 (英文)

WE SET UP AN IMAGINARY BUILDING WITH AN ICE STORAGE RADIANT COOLING SYSTEM IN TOKYO.THE TOTAL FLOOR AREA WAS 3,300 SQUARE M.WE EVALUATED THE ENERGY-SAVING AND LOAD-LEVELING POTENTIALS,AND RUNNING COST OF THE BUILDING.THE MAIN RESULTS ARE AS FOLLOWS: (1)THE RADIANT COOLING SYSTEM CREATES A HIGHER-QUALITY INDOOR ENVIRONMENT THENTHE CONVECTIVE SYSTEM.USING ICE STORAGE WOULD REDUCE THE ANNUAL ELECTRICITY CONSUMPTION TO EQUAL TO OR SLIGHTLY LESS(2% TO 4%)THAN THAT OF THE ICE STORAGE CONVECTIVE SYSTEM. (2)INCORPORATING ICE STORAGE INTO THE RADIANT COOLING SYSTEM WOULD ENABLE US TO REDUCE ANNUAL ELECTRICITY CONSUMPTION BY 39 TO 41 MWH(10%)AND PEAK POWER DEMAND IN SUMMER BY 74 TO 77 KW(34% TO 35%)AT MAXIMUM.THE ANNUAL ELECTRICITY CHARGE WOULD BE CUT BY \2.9 TO \30MILLION (29% TO 30%). (3)ELECTRICITY CONSUMPTION AND PEAK DEMAND OF THE RADIANT COOLING SYSTEM WITHOUT ICE STORAGE WOULD INCREASEBY ABOUT 10%.

報告書年度

1996

発行年月

1997/05/01

報告者

担当氏名所属

中野 幸夫

狛江研究所需要家システム部

宮永 俊之

狛江研究所需要家システム部

大沼 敏治

狛江研究所電気物理部

キーワード

和文英文
放射冷房 RADIANT COOLING
氷蓄熱 ICE STORAGE
オフィスビル OFFICE BUILDING
負荷平準化 LOAD LEVELING
省エネルギー SAVING ENERGY
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