電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

※ PDFのファイルサイズが大きい場合には、ダウンロードに時間がかかる場合がございます。 ダウンロードは1回のクリックで開始しますので、ダウンロードが完了するまで、複数回のクリックはなさらないようご注意願います。

電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T96034

タイトル(和文)

低周波磁界シールドの基礎検討(1)-電線配置とシールド材による遮蔽効果の計測評価-

タイトル(英文)

FUNDAMENTAL STUDY OF MITIGATION METHOD FOR ELF MAGNETIC FIELD(1)-ESTIMATION OF SHIELDING EFFECTIVENESS BY CONFIGURATION OF CONDUCT AND SHIELDING MATERIALS-

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

環境磁界を効率良く低減・制御する技術の確率が求められている。本研究では,線状電流に対する磁界■■方策の体系化を目的とし,線状電流の形態および■■材の形状・材質に着目し,磁界■■効果の特徴をモデル実験により把握した。主な結果は以下の通り。(1)単相の線状電流に対し,磁性・非磁性金属円筒または平板の■■材を適用しても,有効な■■効果は得られにくい。(2)3相の線状電流の場合,相間距離を小さくすること,あるいはツイスト性構造とし,撚りピッチを小さくすることにより発生磁界が低減する。(3)3相平衡の線状電流に対し,磁性・非磁性金属円筒型■■材を適用した場合,磁性・非磁性金属とも有効な■■効果が得られる。一方,3相不平衡の場合,零相電流による磁界の影響により,有効な■■が困難となる。

概要 (英文)

WE HAVE STUDIED A SHIELDING METHOD FOR ELF MAGNETIC FIELDS AT LINE CONDUCTORS.FOR SINGLE-PHASE LINE CURRENT,IT IS DIFFICULT TO ACHIEVE EFFECTIVE SHIELDING.ON THE OTHER HAND,FOR BALANCED 3 PHASE CONDUCTORS,INCLUDING THE TRIANGLE AND TWISTED CONFIGURATION,SOME REDUCTION OF MAGNETIC FIELD IS ACHIEVED BY ADJUSTING THE CONFIGURATION OF THE CONDUCTORS OR BY SURROUNDING THEM WITH CYLINDRICAL SHIELDING MATERIALS OF FERROMAGNETIC OR NON-FERROMAGNETIC METALS. THE NORMALIZED CHARACTERISTICS BETWEEN PHASE CURRENT,DISTANCE BETWEEN SOURCE CURRENT AND OBSERVATION POINT, DISTANCE BETWEEN PHASE CONDUCTORS,AND PITCH OF TWISTED CABLE WERE DERIVED.IN ADDITION,THE EFFECT OF UNBALANCED CURRENT WAS ALSO INVESTIGATED.

報告書年度

1996

発行年月

1997/05/01

報告者

担当氏名所属

山崎 健一

狛江研究所電気物理部電磁界グループ

河本 正

狛江研究所電気物理部電磁界グループ

藤波 秀雄

狛江研究所電気物理部電磁界グループ

キーワード

和文英文
低周波磁界 ELF MAGNETIC FIELD
磁界■■ MAGNETIC SHIELDING
3相ツイスト線 THREE-PHASE TWISTED CABLE
電線配置 WIRE CONFIGURATION
金属円筒 CYLINDRICAL SHIELDING OBJECT
Copyright (C) Central Research Institute of Electric Power Industry