電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T96047

タイトル(和文)

直列接続したリチウムイオン電池のサイクル特性-組電池運転方策の検討-

タイトル(英文)

CYCLE CHARACTERISTICS OF SERIES-CONNECTED LITHIUM ION CELLS -MULTICELL OPERATION-

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

リチウム二次電池は負荷平準化用電力貯蔵装置(LL),および電気自動車用電源として期待されている。中でも組電池技術は,単電池の大型化,サイクル特性の向上とともに重要な研究課題である。この報告書では,組電池中の各セルが接続時充電状態(SOC),運転温度によって生じる特性ばらつきを模擬し,その挙動を解析した。また,充電方法の違いによる放電容量サイクル特性への影響,フロート接続法を用いた直列組電池中のフロートセルの最終故障状態を検討した。これらの結果から,直列組電池運転法の改善方策を提案した。

概要 (英文)

LITHIUM SECONDARY BATTERIES ARE EXPECTED TO BE APPLIED FOR ELECTRIC VEHICLES AND THE LOAD LEVELING.SO MULTICELL TECHNOLOGY IS IMPORTANT FOR SCALING-UP OF SINGLE CELLS AND IMPROVING PERFORMANCE.WE FOCUSED AN THE BEHAVIOR OF SINGLE CELLS WITH A DISTRIBUTED OPERATING TEMPERATURE,AND THE STATE OF CHARGE (SOC) AT CONNECTION.MOREOVER,THE EFFECT OF CYCLEABILITY ON THE DIFFERENT CHARGING PROCEDURES,AND THE FINAL FAILURE MODES WERE INVESTIGATED IN A SERIES CONNECTION OF MULTICELLS BY THE FLOATING METHOD. WE PROPOSE A PROCEDURE TO IMPROVE THE PERFORMANCE OF MULTICELLS.

報告書年度

1996

発行年月

1997/06/01

報告者

担当氏名所属

小林 陽

狛江研究所リチウム二次電池プロジェクト

竹井 勝仁

狛江研究所リチウム二次電池プロジェクト

宮代 一

狛江研究所リチウム二次電池プロジェクト

熊井 一馬

狛江研究所リチウム二次電池プロジェクト

寺田 信之

狛江研究所リチウム二次電池プロジェクト

岩堀 徹

狛江研究所リチウム二次電池プロジェクト

キーワード

和文英文
分散型電池電力貯蔵 DISPERSED-TYPE BATTERY ENERGY-STORAGE SYSTEM
リチウムイオン電池 LITHIUM ION CELL
直列接続試験 SERIES-CONNECTED MULTICELL OPERATION
フロート接続法 FLOATING METHOD
サイクル特性 CYCLE CHARACTERISTICS
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