電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T96065

タイトル(和文)

珪酸ナトリウムガラス(Na2O)x(SiO2)1-xの赤外スベクトルの分子動力学法による直接計算-実験値との比較による有効性の検証-

タイトル(英文)

AVAILABILITY VERIFICATION BY COMPAISON EXPERIMENTAL VALUE WITH CALCULATED ONE-

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

分子動力学法を用いて(Na2O)x(SiO2)1-xのガラス構造を作成し赤外線スペクトルを計算した。実験と比較するためにはガラス構造を作成する際に初期緩和を十分長くとる必要があることがわかった。実験により得られている材料組成変化による赤外吸収スペクトルの各ピークのの強度変化を分子動力学法によるシミュレーションにより再現できた。振動の各ピークの相対強度の再現は不十分であり,再現するためには分子軌道法など別の方法で各モードの振動子強度を見積もる必要がある。

概要 (英文)

A MOLECULAR DYNAMICS TECHNIQUE WAS USED TO CALCULATE THE GLASS STRUCTURES AND INFRARED SPECTRA OF(NA2O)X(SIO2)1-XGLASS.LONG-TERM RELAXATION WAS NEEDED TO CREATE A GLASS STRUCTURE TO COMPARE THE CALCULATED STRUCTURE WITH THE MEASURED ONE.THE CALCULATED INFRARED SPECTRA WERE OBTAINED FROM FOURIER TRANSFORM ATIAN OF THE DIPOLE MOMENT TIME CORRELATION FUNCTION AND SHOWED A GOOD AGREEMENT IN SPECTRUM PATTERN WITH THE MEASURED ONE.

報告書年度

1996

発行年月

1997/06/01

報告者

担当氏名所属

大沼 敏治

狛江研究所電気物理部

宮永 俊之

狛江研究所需要家システム部

中野 幸夫

狛江研究所需要家システム部

キーワード

和文英文
分子動力学 MOLECULAR DYNAMICS
赤外スペクトル INFRARED SPECTRUM
ガラス GLASS
珪酸ナトリウム SILICATE POTASIUM
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