電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T96072

タイトル(和文)

コーティング部材の密着性評価法(第1報:密着力試験装置の試作と1次元欠陥に対する密着力評価法の提案)

タイトル(英文)

ADHESIVE EVALUATION OF COATING MEMBER BASED ON BUCKLING CAUSED BY BENDING (PART 1 EVALUATION EQUIPMENT AND PROPOSEDEVALUATION METHOD FOR I-D DEFECT)

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

発電用ガスタービン適用のためのコーティング研究においては,使用環境に応じた新しいコーティング材料の開発が主に行われている。今後これらのコーティング材料が実機に適用されると,コーティング層のはく離損傷がガスタービンの寿命管理において重大な問題となる。このために,コーティング層と基材との密着力評価法が重要な技術となるものと考えられる。このために,一般でかつ簡便なコーティング部材の密着力評価法を確立するための基礎的検討として,実際のコーティング部材を模擬した2層はりが,本研究で提案する新しい密着力評価試験方法によって試験された。この新しいはく離試験は,4点曲における荷重点間で生じた圧縮応力により生じた座屈現象を用いている。また,この座屈現象に基づいた1次元モデルが提案され,2層はりに対して評価法が適用された。

概要 (英文)

IN COATING RESEARCH FOR GAS/TURBINES FOR GENERATION,NEW COATING MATERIALS ARE BEING DEVELOPED FOR THE GAS ENYIRONMENT.IF THESE DEVELOPED COATING MATERIALS ARE USED DEBONDING DAMAGE WILL BECOME A SERIOUS PROBLEM IN LIFE MANAGEMENT. METHODS FOR ESTIMATING THEADHESION BETWEEN THE COATING LAYER AND BASE MATERIAL WILL BE IMPORTANT.TO ESTABLISH A GENERAL AND CONVENIENT DEBONDING ESTIMATION METHOD FOR COATING MEMBERS,LAMINATED BEAMS SIMULATING ACTUAL COATING MEMBERS WERE TESTED BY A NEW METHOD.IN THE NEW TEST,THE BUCKLING PHENOMENON CAUSED BY COMPRESSIVE STRESS BETWEEN LOAD POINTS DISTRIBUTED BY 4-POINT BENDINGWAS USED. A ONE-DIMENSIONAL MODEL BASED ON THE BUCKLING PHENOMENON IS SUGGESTED AND WAS APPLIED.

報告書年度

1996

発行年月

1997/06/01

報告者

担当氏名所属

荒井 正行

狛江研究所金属材料部

岩田 宇一

狛江研究所金属材料部

佐久間 俊雄

狛江研究所金属材料部

キーワード

和文英文
ガスタービン GAS TURBINE
コーディング COATING
はく離損傷 DEBONDING DAMAGE
曲げ座屈 BUCKLING BENDING
密着力評価法 ADHESIVE EVALUATION METHOD
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