電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T98054

タイトル(和文)

高純度Fe-18Cr-16Ni合金におけるホール・ペッチの関係に及ぼすMoの影響

タイトル(英文)

Effects of Mo on the Hall-Petch relation in high purity Fe-18Cr-16Ni alloys.

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

本研究では、異なる結晶粒径の高純度Fe-18Cr-16Ni-xMo合金(x=0, 0.5,1,2)を用いて、不純物元素を含まない場合のHall-Petchの関係(σ=σ。+k/√d)を求めた。主な結果は以下の通りである。 高純度Fe-18Cr-16Ni-xMo合金の0.2%耐力は、Hall-Petchの関係に従い、 σ[MPa]=80.8+11.4(Mo)+{9.9+0.89(Mo)}/√d ((Mo) : Mo濃度(wt.%), d : 結晶粒径 (mm)) の式で表せる。 これは、不純物元素の影響を含まないFe-18Cr-16Ni-xMo合金の0.2%耐力と結晶粒径の関係式であり、係数kは明らかにMo濃度依存性を示す。kの上昇から、Moが平均粒界強度を高めることが明らかになった。

概要 (英文)

The 0.2% proof stress of high-purity Fe-18Cr-16Ni(-xMo) alloys was obtained by the tensile test at room temperature and correlated with the grain size. The resultant Hall-Petch relation(σ=σ。+k/√d) of the alloys is : σ[MPa]=80.8+11.4(Mo)+{9.9+0.89(Mo)}/√d ((Mo) : Mo content (wt.%), d : grain diameter (mm)).This equation shows the intrinsic relationship between 0.2% proof stress and grain size of the high purity alloys without turbulence of impurities and clearly shows a Mo content dependency in the k-value. The k-value also shows the effect of Mo strengthening grain boundaries.

報告書年度

1998

発行年月

1999/05

報告者

担当氏名所属

加古 謙司

狛江研究所界面科学部

川上 英思

狛江研究所界面科学部

太田 丈児

狛江研究所界面科学部

黛 正己

狛江研究所界面科学部

キーワード

和文英文
ステンレス鋼 Stainless Steel
高純度化 Purification
ホ-ル・ペッチの関係 Hall-Petch relation
モリブデン添加 Addition of molybdenum
焼きなまし双晶 Annealing twin
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