電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T99018

タイトル(和文)

電力系統の新しい負荷動特性モデルの開発 --動特性解析における収束計算を必要としない負荷動特性モデル--

タイトル(英文)

Development of novel load dynamics model -Load dynamics model without converging calculation in dynamic of power system simulation-

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

電力市場の自由化に伴い、電力系統の効率的な運用が求められており、送電線等の重潮流化が進むものと考えられる。重潮流時にも安定な運用を行うためには、不測の事態に備えた事前の動特性シミュレーション解析が重要であり、重潮流時にも安定に計算できる動特シミュレーション手法が望まれている。しかし、潮流状態が限界に近くなると、負荷動特性の非線形性のために系統電圧計算が収束せず、動特性シミュレーション解析が続行できない場合があった。 本報告では、当所既開発の負荷動特性モデルとの相似性を保ちながら、動特性計算上で収束計算を必要としない、物理的なイメージを持つ新たな負荷動特性モデルについて述べる。

概要 (英文)

The importance of the load characteristics at the time of voltage flucuation has been pointed out for a long time.And,these stability calculation sometime no convergent when a system approaches limited state. In order to solve this problem,this paper describes newly load dynamics model having a characteristics as follows.1)Stability calculation becomes possible without convergence calculation.2)Hold a characteristic resembling current load characteristic model.3)Have a physical image.

報告書年度

1999

発行年月

2000/03

報告者

担当氏名所属

竹中 清

狛江研究所電力システム部

浅田 実

狛江研究所電力システム部

キーワード

和文英文
電力系統 power system
安定度 stability
シミュレーション simulation
負荷特性 load characteristic
収束計算 convergent calculation
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