電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

U27

タイトル(和文)

使用済燃料の原子力発電所構内キャスク貯蔵技術の評価

タイトル(英文)

CASK STORAGE OF SPENT FUEL AT REACTORS

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

原子力発電所構内の使用済燃料のキャスク貯蔵に関する研究成果を,総合的かつ系統的に整理・集大成し,総合的な考察を加えた。主な成果は,以下のとおりである。(1)使用済燃料の貯蔵は原子燃料サイクルに柔軟性を与える。(2)500トン程度の使用済燃料を原子力発電所内で貯蔵する場合に,キャスク貯蔵方式が有望である。(3)貯蔵キャスク内の使用済燃料の健全性を維持する限界温度の評価手法を提案した。(4)貯蔵キャスクの金属ガスケットの長期密封性能評価手法を提案した。(5)貯蔵キャスク(鋳鉄製他)の取扱中の落下時の健全性を確証し,その評価手法を提案した。(6)地震時のキャスク,使用済燃料の健全性を確証し,その解析手法を提案した。

概要 (英文)

THE RESULTS OF RESERCH ON CASK STORAGE OF SPENT FUEL AT REACTORS ARE SYSTEMATICALLY SUMMARIZED AND DISCUSSED.THE MAJOR RESULTS ARE AS FOLLOWS: (1)SPENT FUEL STORAGE WILL GIVE FLEXILITY TO THE NUCLEAR FUEL CYCLE. (2)CASK STORAGE IS THE BEST WAY TO STORE SPENT FUEL OF UP TO 500 TONS AT A REACTOR SITE. (3)A METHOD OF EVALUATING THE MAXIMUM ALLOWABLE TEMPERATURE OF SPENT FUEL TO MAINTAIN INTEGRITY ISPROPOSED. (4)A METHOD OF EVALUATIONG THE LONG-TERM INTEGRITY OF METALLIC GASKETS FOR STORAGE CASKS IS PROPOSED. (5)THE INTEGRITY OF THE CASKSINCLUDING DUCTILE CAST IRON CASKS DROPPED DURING HANDLING WAS VERIFIEDAND AN EVALUATION METHOD IS PROPOSED. (6)THE INTEGRITY OF THE CASKS AND SPENT FUEL DURING EARTHQUAKES WAS VERIFIED AND AN EVALUATION METHOD IS PROPOSED

報告書年度

1993

発行年月

1993/06/14

報告者

担当氏名所属

三枝 利有

原子力総合推進室原燃サイクルグループ

伊藤 千浩

我孫子研究所原燃サイクル部輸送・貯蔵研究室

黛 正己

狛江研究所原子力部燃料研究室

キーワード

和文英文
使用済燃料 SPENT FUEL
敷地内貯蔵 STORAGE REACTOR
キャスク貯蔵 CASK STORAGE
乾式貯蔵 DRY ZSTORAGE
鋳鉄キャスク DUCTILE CAST IRON CASK
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