電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

U30

タイトル(和文)

石炭ガス化スラグのセメント・コンクリート分野への適用性評価

タイトル(英文)

USE OF COAL-GASIFICATION SLAG IN CEMENT AND CONCRETE

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

ガス化スラグのセメント・コンクリート分野への適用方策として,以下の3課題を選定し,適用の可能性を検討した。(1)セメント用混合材,コンクリート用混和材としての適用性(2)コンクリート用細骨材としての適用性(3)セメント製造原料(粘土の代替)としての利用技術的な観点からは,セメント・コンクリートの分野でガス化スラグをこれらの目的で使用することは可能である。ただし,それぞれの材料の利用方策に応じて考慮するべき事項が抽出されたので,これらに配慮することが必要である。

概要 (英文)

CRIEPI HAS BEEN DEVELOPING AN INTEGRATED COAL GASIFICATION COMBINED CYCLE (IGCC) POWER PLANT USING A SMALL-SCALE TEST PLANT. IN PRACTICAL USE, A 500-MW CLASS IGCC PRODUCES ABOUT 230 TO 390 TON/DAY OF GLASSY SLAG, SO USE OF COAL GASIFICATION SLAG IS AN IMPORTANT ISSUE. CRIEPI INVESTIGATED THE FOLLOWING USES: (1)AS ADMIXTURE FORCEMENT AND CONCRETE (2)AS FINE AGGREGATE FOR MORTAR AND CONCRETE (3)ASRAW MATERIAL IN PRODUCTION OF CEMENT EXPERIMENTAL RESULTS CONFINED THAT COAL GASIFICATION SLAG CAN BE USED IN THESE CEMENT AND CONCRETE APPLICATIONS ALTHOUGH THERE ARE ONE OR TWO TECHNICAL MATTERS TO BE CONSIDERED.

報告書年度

1996

発行年月

1996/10/01

報告者

担当氏名所属

金津 努

我孫子研究所構造部建設材料グループ

山本 武志

我孫子研究所構造部建設材料グループ

中野 毅弘

我孫子研究所構造部建設材料グループ

高橋 毅

横須賀研究所発電システム部熱動力グループ

三巻 利夫

横須賀研究所発電システム部エネルギー変換グループ

犬丸 淳

横須賀研究所発電システム部熱動力グループ

芦澤 正美

横須賀研究所発電システム部熱動力グループ

原 三郎

横須賀研究所発電システム部熱動力グループ

市川 和芳

横須賀研究所発電システム部熱動力グループ

志田原 巧

我孫子研究所地質地盤部応用地質グループ

中川 加明一郎

我孫子研究所地質地盤部岩盤グループ

白坂 優

小野田セメント(株)

岡村 隆吉

小野田セメント(株)

井上 和重

小野田セメント(株)

遠藤 孝夫

東北学院大学

キーワード

和文英文
石炭ガス化スラグ COAL-GASIFICATION SLAG
有効利用 UTILIZATION
混和材 ADMIXTURE
細骨材 FINE AGGREGATE
二段噴流床ガス化炉 TWO-STAGE ENTRAINED FLOW GASIFIER
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