電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

U86006

タイトル(和文)

FBRタンク型炉の座屈解析におけるモデル化手法の検討

タイトル(英文)

NUMERICAL MODELS FOR BUCKLING ANALYSES OF POOL-TYPE LMFBR

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

FBRタンク型炉実用化研究が,昭和59年度から3年間の予定で始められた。本研究の一課題として,FBRタンク型炉各部の座屈耐力評価が取り上げられ,文献調査,実験,解析の各方面からの検討が進められているが,主容器および炉内構造物の座屈耐力評価の多くは,解析に負うものと考えられる。ところが,解析においては数値解析モデルの与え方によって得られる座屈挙動が必ずしも一定しないという問題があり,モデル化の検討が必要である。本報告は,先に行った座屈解析コードの調査に基づいて選択したコード(BOSOR5,MARC,ADINA84年版)について,要素特性,要素分割,物性値の与え方,増分計算方法等に関して検討を加え,より適切なモデル化手法を明らかにしたものである。特に一般シェル要素による短円筒のせん断曲げ座屈解析には,周方向の分割を細かくすることが有効である。

概要 (英文)

TECHNICAL ASSESSMENT STUDY ON POOLTYPE LMFBRWAS STARTED IN 1984,FOLLOWING THE PRODUCTS FROM FEASIBILITY STUDY CONDUCTED FOR THE PRECEDING THREE YEARS,AND BUCKLING LOAD ESTIMATION OF REACTOR VESSEL AND OTHER INTERNAL STRUCTURES BECAME A THEME OF THE STUDY. THE PURPOSE OF THIS REPORT IS TO DESCRIBE THE INVESTIGATION RESULTS OF BUCKLING ANALYSES USING THREE COMPUTER CODES SELECTED ON BASIS OF THE LITERATURE SURVEY. ESPECIALLY,APPROPRIATE MESH DIVISION,STRESS-STRAIN RELATIONS,AND INCREMENT STEP WIDTH TO OBTAIN RELIABLE SOLUTIONS ARE DISCUSSED CONSIDERING THE CHARACTERISTICS OF THE CODES. 3-DIMENSIONAL SHELL BINITE ELEMENT MESHES DIVIDED FINE IN CYLINDER HOOP DIRECTION ARE GOOD FOR NONLINEAR SHEAR BUCKLING ANALYSIS OF SHORT CYLINDRIAL SHELLS.

報告書年度

1986

発行年月

1986/10/01

報告者

担当氏名所属

松浦 真一

我孫子研究所耐震構造部構造研究室

中村 秀治

我孫子研究所耐震構造部構造研究室

桜井 彰雄

我孫子研究所

キーワード

和文英文
座屈 BUCKLING
シェル SHELL
FBR LMFBR
解析モデル NUMERICAL MODEL
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