電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

U87023

タイトル(和文)

発電所廃棄物陸地貯蔵・処分用コンクリートピットの水密性に関する研究-ひびわれ部および継目部の透水性評価-

タイトル(英文)

A STUDY ON WATERTIGHTNESS OF REINFORCED CONCRETE PIT FOR LAND DISPOSAL OF RADIOACTIVE WASTES

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

本報告は,コンクリート施設の水密性を定量的に評価することを目的として,コンクリートのひびわれや継目等の水密性を低下させる要因をモデルの中に再現し,このモデルを用いた透水試験を実施することにより基礎データを収集したものである。試験結果にもとづいて,既往のひびわれにおける透水量評価式の検討を行い,透水を生じる限界のひびわれ幅を考慮した新たな評価式を提案した。また継目については,段差をつけた接合方法よりも平面による接合方法の方が水密性・施工性の点で優れていることが明らかになった。この他,ひびわれあるいは継目における漏水量を減少させるための手段としてプレストレスを利用したところ,かなり効果があることがわかった。

概要 (英文)

IN ORDER TO ESTIMATE QUANTITIVE WATERTIGTHNESS OF REINFORCED CONCRETE FACILITIES FOR STORAGE OF RADIOACTIVE WASTES,CONCRETE MODELS WITH CRACKS OR JOINTS WERE MADE AND TESTED,IN WHICH MAIN FACTORS INFLUENCING WATERTIGHTNESS WERE CHANGED. DATA CONCERNING PERMEABILITY WERE OBTAINED,WHICH ARE TO BE APPLIED TO THE EVALUATION ON THEWATCRTIGHTNESS OF THE FACILITIES. FOR CRACKS,BASED ON COMPARISONS WITHDATE AND THE EQUATION PROPOSED IN THE PREVIOUS WORKS,THE NEW EQUATION WAS PROPOSED,CONCERNING THE CRITICAL CRACK WIDTH FOR LEAKAGE. FOR JOINTS,A FLAT TYPE WAS FOUND MORE ADVANTAGEOUS THAN A STEPPED TYPE FROM WATERPROOF AND CONSTRACTION POINTS OF VIEW. FOR THE PURPOSE OF REDUCING LEAKAGE THRUGH CRACKS OR JOINTS,FAVORABLE EFFECT OF PRESTRESS WAS CONFIRMED.

報告書年度

1987

発行年月

1987/09/01

報告者

担当氏名所属

渡部 直人

我孫子研究所耐震構造部材料研究室

キーワード

和文英文
発電所廃棄物 RADIOACTIVE WASTES
コンクリートピット CONCRETE PIT
水密性 WATERTIGHTNESS
ひびわれ CRACK
継目 JOINT
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