電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

※ PDFのファイルサイズが大きい場合には、ダウンロードに時間がかかる場合がございます。 ダウンロードは1回のクリックで開始しますので、ダウンロードが完了するまで、複数回のクリックはなさらないようご注意願います。

電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

U87044

タイトル(和文)

手賀沼におけるプランクトン季節変化のシミュレーション

タイトル(英文)

SIMULATION OF SEASONAL CHANGE IN PLANKTON BIOMASS IN LAKE TEGANUMA

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

富栄養化が極度に進行し,プランクトンが異常繁殖している手賀沼を対象に,プランクトン季節変化のシミュレーションモデルを作成し,その適合性を検討した。作成したモデルは,秋から冬に珪藻,冬から春に緑藻,夏から秋に藍藻,春に節足動物,秋と春に輸虫が出現し,優占するとする観測結果の季節変化パターンをほぼ再現し得た。量的には,動物プランクトンで,輸虫の出現ピーク値が若干高めに計算されたが,節足動物は観測値とほぼ同じものとなった。また,全窒素,全リン量は計算結果の方が小さかった。

概要 (英文)

A MATHEMATICAL MODEL WAS DEVELOPED TO SIMULATE SEASONAL SUCCESSION OF PLANKTON IN LAKE TEGANUMA WHICH WAS SHALLOW (AVERAGE DEPTH 0.86M) AND HEAVILY EUTROPHICATED. THIS MODEL SIMULATED CLOSELY THE PATTERN OF SEASONAL CHANGE IN PLANKTON BIOMASS,THAT IS,DIATOMS BLOOMED IN THE WINTER;GREEN ALGAE IN THE WINTER AND SPRING;BLUE-GREENALGAE IN THE SUMMER AND EARLY FALL;ROTIFERS DOMINATED IN THE SPRING AND FALL;CLADOCERANS IN THE SPRING. BUT CALCULATED VALUES OF ROTIFERA AT THE PEAK DENSITY WERE GREATER THAN OBSERVED ONES. CALCULATED CLADOCERANDENSITY WAS CLOSE TO OBSERVATION. CALCULATED VALUES OF T-N AND T-P CONCENTRATIONS WERE SMALLER THAN OBSERVED ONES.

報告書年度

1987

発行年月

1987/11/01

報告者

担当氏名所属

米川 和彦

我孫子研究所生物部水産技術研究室

キーワード

和文英文
手賀沼 LAKE TEGANUMA
プランクトン PLANKTON
シミュレーション SIMULATION
栄養塩 NUTRIENT
生態系モデル ECOSYSTEM MODEL
Copyright (C) Central Research Institute of Electric Power Industry