電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

U87055

タイトル(和文)

葉緑体を利用した光水素生産に関する調査

タイトル(英文)

INVESTIGATION ON BIOPHOTOLYTIC HYDROGEN PRODUCTION BY CHLOROPLAST

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

化石燃料に代わるリサイクル可能なエネルギー源として太陽エネルギーから光合成の働きを利用して水素を生産する試みが研究されている。この中で藻類,微生物を利用した細胞系のもとでの水素生産に関しては比較的早くから研究が進められているが,生物体としての制約など多くの問題が残されている。これに対して,葉緑体などの生体物質を利用した非細胞系のもとでの水素生産の可能性について研究が進められ,内容的に注目すべきいくつかの特徴を持っている。本報告は葉緑体利用の水素生産システムの特徴,研究動向について文献的に調べ,とりまとめたものである。

概要 (英文)

IF HYDROGEN WILL BE MADE ECONOMICALLY BY THECONVERSION OF SOLAR ENERGY THROUGH THE BIOLOGICAL PATHWAY,IT WOULD BE ABLE TO BECOME THE RENEWABLE ENERGY SOURCE FOR THE FUTURE. THERE ARE TWO TECHNOLOGY AREAS UNDER RESEARCH AND DEVELOPMENT; H2 PRODUCTION BY PHOTOSYNTHETIC MICROORGANISMS IN THE WHOLE CELL SYSTEM AND BIOPHOTOLYSIS H2 PRODUCTION IN THE CELL FREE SYSTEM. THE PURPOSE OF THIS PAPER IS TO REVIEW THE RESEARCH IN THE CELL FREE SYSTEM. THE LITERATURE SURVEY COVERS THE CHARACTERISTICS OF THE SYSTEM,THE ABILITY OF H2 PRODUCTION,THE STABILIZATION OF CHLOROPLAST AND ENZYMES,AND MAJOR RESEARCH PROBLEMS.

報告書年度

1987

発行年月

1988/01/01

報告者

担当氏名所属

石川 春彦

我孫子研究所生物部

キーワード

和文英文
水素 HYDROGEN
太陽エネルギー SOLAR ENERGY
葉緑体 CHLOTOPLAST
バイオテクノロジー BIOTECHNOLOGY
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