電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

U89049

タイトル(和文)

原子力機器・配管の耐震信頼性解析-原子力発電所の耐震信頼性解析法の調査-

タイトル(英文)

SEISMIC RELIABILITY ANALYSIS OF NUCLEAR POWER PLANT COMPONENTS AND PIPING SYSTEMS -SURVEY OF SEISMIC RELIABILITY ANALYSES-

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

信頼性評価は,従来より特に原子力プラントの安全性評価の一手法として行われてきている。この方法は,各種の,ばらつきや不確定性の影響を保守的な評価より排除するという従来の設計に用いられている考え方ではなく,確率,頻度分布等を用いて,現実に近い形で評価しようとするものである。そのため,各部で独立に考慮されていた保守性を統合して評価することにより,合理的な設計に寄与することができるものと期待される。そこで,研究の現状を把握し,問題点を摘出するために耐震信頼性に関する既往研究の文献調査を実施した。その結果,構造物,機器の信頼性評価については必ずしも,評価例,評価法,データ等,十分でないことが明らかになり,機器・配管系のフラジリティに絞った当面の検討項目を提示した。

概要 (英文)

SEISMIC RELIABILITY ANALYSIS,WHICH IS USEFULFOR SAFETY EVALUATION OF BUILDINGS,INSTRUMENTS AND PIPING SYSTEMS OF EXISTING NUCLEAR POWER PLANTS,IS EXPECTED TO GIVE RATIONAL AND LESS CONSERVATIVE ESTIMATES THAN CONVENTIONAL DESIGN ANALYSES EXECUTED IN A DETERMINISTIC WAY. IN THIS REPORT THE FOLLOWING ITEMS RELATED TO SEISMIC RELIABILITY ANALYSES ARE SURVEYED: A)THEORETICAL BACKGROUND OF SEISMIC RELIABILITY ANALYSIS B) SEISMIC INPUTS C) RELIABILITY ESTIMATION OF NUCLEAR POWER PLANT BUILDINGS AND ITS APPLICATION TO DESIGN D) FRAGILITY OF INSTRUMENTS AND PIPING SYSTEMS C)ESTIMATION OF LIMIT CONDITION AS A RESULTS OF THE INVESTIGATION,IT WAS SHOWN THAT THERE ARE NOT ENOUGH FRAGILITY DATA AND EXAMPLES OF SEISMIC RELIABILITY ANALYSES. THEREFORE,SOME ITEMS WHICH SHOULD BE STUDIED FOR THE PRESENT ARE POINTED OUT.

報告書年度

1989

発行年月

1990/03/01

報告者

担当氏名所属

松浦 真一

我孫子研究所FBR部座屈研究室

中村 秀治

我孫子研究所FBR部座屈研究室

当麻 純一

我孫子研究所耐震部耐震研究室

大友 敬三

我孫子研究所耐震部耐震研究室

萩原 豊

我孫子研究所FBR部座屈研究室

平田 和太

我孫子研究所FBR部免震研究室

キーワード

和文英文
原子力発電所 NUCLEAR POWER PLANT
配管系 PIPING SYSTEM
耐震信頼性解析 SEISMIC RELIABILITY ANALYSIS
破損確率 FRAGILITY
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