電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

U91052

タイトル(和文)

鉄筋コンクリート製地中構造物の限界状態設計に用いるせん断耐力評価法

タイトル(英文)

ESTIMATION OF SHEAR STRENGTH FOR LIMIT-STATEDESIGN OF UNDERGROUND RC STRUCTURES

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

地中に埋設されるラーメン構造物を対象として,せん断破壊に対する耐荷性状を明らかにし,様々な条件下での構造物の高精度なせん断耐力の算定方法を提案することを目的として,実構造物を模擬した実験ならびにその数値シミュレーションを行った。その結果,ボックスラーメン形状の構造物に多数の荷重点が存在するなど特殊な断面力分布下では,単純な載荷形態のものに比べ,せん断耐力が増加するなど,せん断耐荷性状を明らかにした。また,これらの結果を踏まえて,実務的なせん断耐力算定法を提案し,従来設計に比べ,せん断耐力は精度良く算定できることを確認した。

概要 (英文)

TO CLARIFY SHEAR FAILURE IN UNDERGROUND BOX-FRAMED STRUCTURES,LOAD TESTS OF ACTUAL STRUCTURES AND NUMERICAL SIMULATIONS WERE CARRIED OUT. THE MAJOR RESULTS ARE AS FOLLOWS: (1)BOX-FRAMED STRUCTURES UNDER SPECIFIC LOAD CONDITIONS SUCH AS MULTI-POINT LOADING STATES HAVE A HIGHER SHEAR STRENGTH THAN THAT ESTIMATED UNDER SIMPLE LOADING CONDITION SUCH AS TWO CONCENTRATED FORCES ON A SIMPLE BEAM. (2)A DESIGN FORMULA FOR SHEAR STRENGTH TO BE USED IN PRACTICAL DESIGNS CONSIDERING THE DISTRIBUTION OF THE SECTIONAL FORCE ALONG A MEMBER IS PROPOSED. THE APPROPRIATENESS OF THIS METHOD WAS VERIFIED BY COMPARING THE SIMULATED RESULTS WITH EXPERIMENTAL ONES.

報告書年度

1991

発行年月

1992/03/01

報告者

担当氏名所属

遠藤 達巳

我孫子研究所耐震部材料研究室

青柳 征夫

我孫子研究所耐震部

松村 卓郎

我孫子研究所耐震部材料研究室

キーワード

和文英文
鉄筋コンクリート REINFORCED CONCRETE
せん断破壊 SHEAR FAILURE
限界状態設計法 LIMIT-STATE DESIGN
FEM解析 FEN ANALYSIS
地中構造物 UNDERGROUND STRUCTURE
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