電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

U91060

タイトル(和文)

軸対称要素を用いた動的座屈解析コードの開発(その1)静的弾塑性座屈解析コードの開発

タイトル(英文)

DYNAMIC BUCKLING ANALYSIS PROGRAM FOR AXI-SYMMETRIC REVOLUTION SHELLS (1)THEORETICAL BACKGROUND AND COMPUTER PROGRAM FOR ELASTIC-PLASTIC BUCKLING ANALYSIS

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

高速増殖炉は,液体金属ナトリウムを冷却材に用い,高温かつ低内圧で運転されるため,熱応力上の制限から薄肉構造とする必要がある。しかしながら,薄肉構造の場合にはある限界以上の力が加わると座屈現象が発生する恐れがあり,地震時の座屈防止が設計上の重要な課題の一つとなっている。このような地震時の動的座屈現象を詳細に評価するには,シェル要素を用いた動的座屈解析を行わねばならないが,膨大な計算時間を要し,高速かつ高精度の解析コードが必要である。本報告は,上記動的座屈解析コード開発の第1段階として行った軸対称シェル要素を用いた,高精度かつ効率の良い静的弾塑性大変形解析コードの定式化および,開発コードの適用性検討結果を示したものである。

概要 (英文)

THE FAST BREEDER REACTOR (FBR) USES LIQUID SODIUM AS THE PRIMARY COOLANT,AND IS CHARACTERIZED BY OPERATION AT HIGH TEMPERATURE AND ATMOSPHERIC PRESSURE. THEREFORE,THE MAIN VESSELS MUST COPE WITH THERMAL STRESSES IN THE STRUCTURAL DESIGN. TO REDUCE SUCH STRESSES,THE VESSEL WALLS MUST BE AS THIN AS POSSIBLE. THIS MEANS THE STABILITY OF REACTOR STRUCTURES AGAINST BUCKLING UNDER EARTHQUAKE LOADINGS MUST BE STUDIED. HOWEVER,IT TAKES AN ENORMOUS AMOUNT OF COMPUTER TIME TOPERFORM DYNAMIC BUCKLING ANALYSES BY THE FINITE ELEMENT METHOD. THE PURPOSE OF THE PRESENT PAPER IS TO DESCRIBE THE DEVELOPMENT OF AN EFFICIENT PROGRAM FOR ELASTIC-PLASTIC LARGE-DISPLACEMENT ANALYSIS OF REVOLUTION SHELLS. THIS PROGRAM WILL BE CAPABLE OF ELASTIC-PLASTIC DYNAMIC BUCKLING ANALYSIS INCLUDING FLUID-STRUCTURE INTERACTIONS.

報告書年度

1991

発行年月

1992/04/01

報告者

担当氏名所属

松浦 真一

我孫子研究所FBR部座屈研究室

萩原 豊

我孫子研究所FBR部座屈研究室

山本 広祐

我孫子研究所FBR部座屈研究室

キーワード

和文英文
高速増殖炉 FAST BREEDER REACTOR
弾塑性座屈 ELASTIC-PLASTIC BUCKLING
軸対称有限要素 AXI-SYMMETRIC SHELL ELEMENT
数値解析 NUMERICAL ANALYSIS
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