電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

※ PDFのファイルサイズが大きい場合には、ダウンロードに時間がかかる場合がございます。 ダウンロードは1回のクリックで開始しますので、ダウンロードが完了するまで、複数回のクリックはなさらないようご注意願います。

電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

U92027

タイトル(和文)

閉鎖性海域の富栄養化予測モデルの開発(その1.リンの循環モデル)

タイトル(英文)

EUTROPHICATION MODEL FOR EUCLOSED COASTAL SEA 1.PHOSPHORUS CYCLE MODEL

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

本報告は,閉鎖性の海域を対象にした,湾内の流動と水質を予測するモデルの開発と,その適合性について述べたものである。開発したモデルは,富栄養化現象の季節変化の予測を目的とし,流動として潮汐残差流と河川流を差分モデルで計算し,また水質として水温,塩分,クロロフィルa,動物プランクトン,リン酸態リン,有機態リン,全リン,溶存酸素の季節変化を,流動の計算結果を移流成分として考慮して,ボックスモデルで計算するものである。このモデルを東京湾に適用した結果,栄養塩等の富栄養化項目の季節変化がほぼ再現され,モデルの適合性が検証された。

概要 (英文)

THIS REPORT EXAMINES A WATER QUALITY PREDICTION MODEL FOR AN ENCLOSED COASTAL SEA WHICH TAKES CURRENT AND WATER QUALITY INTO ACCOUNT. THE MODEL CONSISTS OF FLOW AND WATER QUALITY MODELS.IT CALCULATES TIDAL RESIDUAL CURRENT AND RIVER INFLOW USING A GRID-TYPE NUMERICAL SCHEME,AND SEASONAL CHANGES IN TEMPERATURE,SALINITY,CHLOROPHYLL-A,ZOOPLANKTON,ORTHOPHOSPHORUS,ORGANIC PHOSPHORUS,TOTAL PHOSPHORUS AND DISSOLVED OXYGEN USING A BOX MODEL. APPLICATION OF THE MODEL APPLICATION TO TOKYO BAY,SIMULATED SEASONAL CHANGES OF STATE VARIABLES FOR EUTROPHICATION SUCH AS NUTRIENTS WELL AND VERIFIED THE MODEL VALIDITY.

報告書年度

1992

発行年月

1992/11/01

報告者

担当氏名所属

松梨 史郎

我孫子研究所水理部環境水理研究室

キーワード

和文英文
閉鎖性海域 ENCLOSED COASTAL SEA
富栄養化 EUTROPHICATION
温排水 WARMED COOLING WATER
水質予測モデル WATER QUALITY PREDICTION MODEL
貧酸素水塊 OXYGEN-DEFICIENT WATER MASS
Copyright (C) Central Research Institute of Electric Power Industry