電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

U93057

タイトル(和文)

高温岩体発電のための岩盤破砕技術(その2)雄勝地点における大規模亀裂の造成

タイトル(英文)

ROCK FRACTURING TECHNOLOGY FOR HDR GEOTHERMAL POWER (PART2)- CREATION OF LARGE FRACTURE AT OGACHI

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

高温岩体発電の実用化には、地下深部で高温の岩盤に効果的に亀裂を造成する技術を確立することが必要である。そこで、当所では独自に開発した水圧破砕による多段亀裂造成法を、秋田県南部雄勝地点の花崗閃緑岩中に掘削した深さ1,000mのボーリング坑の坑底10m区間に総量10,142m3の水を圧入した結果、平面的広がりが約50万m2の亀裂が造成できたことをAE法や流電電位法などにより確認した。

概要 (英文)

TO DEVELOP HOT DRY ROCK(HDR) GEOTHERMAL ENERGY, IT IS NECESSARY TO ESTABLISH TECHNIQUES FOR CREATING ARTIFICIAL FRACTURES EFFECTIVELY IN DEEP ROCK. WE APPLIED CRIEPI S MULTIPLE FRACTURING METHOD TO A 1,000-M DEEP WELL DRILLED INTO GRANDODIOLITE AT OGACHI INAKITA. THE BOTTOM HOLE MEASURED TEMPERATURE WAS 228。C. A TOTAL 10,142 CUBE M OF WATER WAS INJECTED AT 10 MINURE METER INTERVALS AT THE BOTTOMOF THE WELL TO CREATE A FIRST FRACTURE. THE FRACTURE WAS ESTIMATED TO EXTEND FOR ABOUT 500,000 SQUARE M HORIZONTALLY BY THE AE METHOD, THE MISE-A-LA-MASSE METHOD, ETC.

報告書年度

1993

発行年月

1994/03/01

報告者

担当氏名所属

海江田 秀志

我孫子研究所耐震部地震動グループ

本島 勲

我孫子研究所地質地盤部地下科学グループ

木方 建造

我孫子研究所地質地盤部応用地質グループ

近藤 浩文

我孫子研究所地質地盤部応用地質グループ

金川 忠

我孫子研究所立地部地盤研究室

佐々木 俊二

我孫子研究所耐震部地震動グループ

堀 義直

我孫子研究所

キーワード

和文英文
高温岩体 HOT DRY ROCK
多段亀裂造成法 MULTIPLE FRACTURE
水圧破砕 HYDRAULIC FRACTURING
AE AE
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