電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

U95023

タイトル(和文)

マグマ発電技術の展望と課題-夢のエネルギーの実現にむけて-

タイトル(英文)

SCOPE AND TECHNICAL PROBLEMS OF MAGMA ENERGYGEOTHERMAL POWER

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

この報告は,1990年より電力中央研究所でおこなったマグマ発電技術に関するフージビリテイ・スタデイの結果をまとめたものである。マグマ発電は,地下深部にある600~1000度のマグマとそのまわりの岩盤から抽熱して発電を行うもので,日本における資源量は数10億kwと推定され,将来有力な発電方式である。しかし,研究の現状はまだ要素研究を進める段階であり,(1)地下5km以上にあるマグマの探査技術,(2)400度以上の高温・高圧に耐える掘削機の開発,(3)より効率的なマグマ熔融体からの抽熱方式の開発,など今後解決すべき多くの課題がある。

概要 (英文)

THIS REPORT SUMMARIZES THE RESULTS OF THE FEASIBILITY STUDY ON THE TECHNICAL PROBLEMS OF MAGMA ENERGY GEOTHERMAL POWER (MEGP) RESEARCHED BY CRIEPI SINE 1990.MEGP IS PRODUCED BY HEAT EXTRACTION FROM MAGMA AND MARGINAL HOT DRY ROCK OF 600 TO 1000 DEGREE.JAPANHAS HUGE MAGMA ENERGY RESOURCES FOR ELECTRIC POWER GENERATION IN FUTURE.HOWEVER,THERE ARE MANY TECHNICAL HARDLES TO OVERCOME INCHLUDING: (1)DEVELOPMENT OF UNDERGROUND EXPLORATION METHODS AT DEPTHS OF MORE OF THAN5 KW,(2)DEVELOPMENT OF A MAGMA DRILLING SYSTEM AT TEMPERATURES HIGHER THAN 400 DEGREE AND HIGT PRESSURE,AND (3)PLANNING OF MORE EFFICIENT METHODS OF EXTRACTING HEAT.

報告書年度

1995

発行年月

1996/01/01

報告者

担当氏名所属

北野 晃一

我孫子研究所地質地盤部

堀 義直

我孫子研究所

楠 建一郎

我孫子研究所地質地盤部地下科学グループ

海江田 秀志

我孫子研究所地質地盤部地下科学グループ

伊藤 久敏

我孫子研究所地質地盤部応用地質グループ

山本 武志

我孫子研究所構造部建設材料グループ

キーワード

和文英文
マグマ発電 MAGMA ENERGY GEOTHERMAL POWER
マグマだまり MAGMA RESERVOIR
高温岩体 HOT DRY ROCK
物理探査 GEOPHYSICAL EXPLORATION
抽熱 HEAT EXTRACTION
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