電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

U96028

タイトル(和文)

我が国の地質環境の長期的変動特性評価(その2)隆起沈隆特性評価手法の提案と適用性検討

タイトル(英文)

LONG-TERM CHARACTERISTICS OF GEOLOGICAL CONDITIONS IN JAPAN APPLICATION OF METHOD FOR EVALUATING UPLIFT/SUBSIDENCE

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

高レベル放射性廃棄物の地層処分の長期的な安全性の評価のためには,地殻変動や火山活動等の地質環境条件の長期的な安定性の評価が重要である。本研究では地殻変動のうち重要と考えられる隆起に関して海成段丘,平衡河川を用いた最近10数万年間の内陸部を含めた2次元的な隆起特性を明らかとするための手法を提案し,馬淵川流域,東北地域中北部へ適用し,広域的な隆起速度の2次元分布を得ることにより本手法の有効性を検証した。

概要 (英文)

IT IS VERY IMPORTANT TO EVALUATE THE LONG-TERM STABILITY OF GEOLOGICAL CONDITIONS SUCH AS VOLCANIC ACTIVITY,UPLIFT-SUBSIDENCE,EARTHQUAKES,FAULTING AND SEA-LEVEL CHANGE WHEN INVESTIGATINGTHE LONG-TERM SAFETY PERFORMANCE OF HLW GEOLOGICAL DISPOSAL. WE PROPOSE A NEW METHOD TO OBTAIN THE 2-DIMENSIONAL DISTRIBUTION OF UPLIFT RATESDURING THE LAST 120 KA USING RIVER AND MARINE TERRACES FORMED IN THE GLACIAL AND INTER-GLACIAL AGES.THE PROPOSED METHOD WAS APPLIED TO THE MABECHI RIVER BASIN IN NORTHERN JAPAN AND THE NORTH-TO-MIDDLE TOHOKU DISTRI;;THE 2-DIMENSIONAL DISTRIBUTION OF UPLIFE RATES WAS OBTAINED AND THEAPPLICABILITY OF THE PROPOSED METHOD WAS VERIFIED.

報告書年度

1996

発行年月

1997/02/01

報告者

担当氏名所属

田中 和広

我孫子研究所地質部

遠田 晋次

我孫子研究所地質部

上田 圭一

我孫子研究所地質部

千木良 雅弘

我孫子研究所地質部

キーワード

和文英文
隆起 UPLIFT
高レベル放射性廃棄物 HIGH-LEVEL RADIOACTIVE WASTE
地層処分 GEOLOGICAL DISPOSAL
段丘 TERRACE
長期安定性 LONG-TERM STABILITY
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