電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

U97005

タイトル(和文)

免震型発電用原子炉施設の設計用地震力

タイトル(英文)

SEISMIC FORCE FOR BASE-ISOLATED NUCLEAR POWER PLANTS

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

本報告は,免震型発電用原子炉施設の設計用地震力についての検討を取りまとめたものである。動的地震力については,免震設計用としてこれまでに提案した地震動スペクトル予測モデルを兵庫県南部地震の実記録に適用した。その結果,地盤の増幅率を3倍程度に仮定することにより,予測モデルによる計算値と地震記録は比較的よく一致した。静的地震力については,免震建屋の応答性状を考慮した静的地震力の算定法を具体的に示した。また,一般免震建築に用いられる地震力と耐震重要度Aクラスの免震建屋の静的地震力とを比較し,この静的地震力のレベルは一般免震建築のL2地震動(最大速度50cm/sec程度)相当であることがわかった。

概要 (英文)

THIS REPORT DESCRIBES THE DYNAMIC AND STATICSEISMIC FORCES FOR A BASE-ISOLATION SYSTEM FOR NUCLEAR POWER PLANTS. FIRST, THE CONCEPT OF SEISMIC FORCE IN THE GUIDELINES FOR BASE-ISOLATED FBRS, WHICH WAS EDITED BY CRIEPI,IN VERIFICATION TESTS ON FBR SEISMIC ISOLATION SYSTEMS,IS MENTIONED. SECOND, THE PROPOSED SEISMIC SPECTRUM ISAPPLIED TO THE GROUND MOTION OF THE HYOGOKEN NANBU EARTHQUAKE(1995). ASSUMING A SOIL AMPLIFICATION FACTOR OF 3, THE PROPOSED SEISMIC SPECTRA AGREE WITH THE GROUND MOTION. FURTHERMORE, METHODS FOR CALCULATING STATIC SEISMIC FORCE TAKING THE CHARACTERISTICS OF SEISMIC ISOLATION SYSTEMS INTO ACCOUNT, ARE PRESENTED AND THE STATIC FORCE FOR CLASS-A NUCLEAR POWER PLANTS IS COMPARED WITH THE SEISMIC FORCE IN GENERAL BASE-ISOLATED BUILDINGS.

報告書年度

1997

発行年月

1997/06

報告者

担当氏名所属

矢花 修一

我孫子研究所地盤耐震部

石田 勝彦

我孫子研究所

キーワード

和文英文
免震 BASE-ISOLATION SYSTEM
設計用地震力 SEISMIC FORCE
設計用スペクトル DESIGH SPECTRNM
静的地震力 STATIC SEISMIC FORCE
原子炉施設 NUCLEAR POWER PLANT
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