電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

U99066

タイトル(和文)

兵庫県南部地震の地下水挙動

タイトル(英文)

Ground water behavior at the Hyouko-Ken Nanbu Earthquake

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

地震時の地下水挙動の実態を明らかとするため、兵庫県南部地震前後の地下水挙動の検討を行った.その結果,地震時の異常な地下水挙動の範囲は広域に及んだが、変動の程度は断層沿いを除けば小さく継続時間も数ヶ月から1年程度であり,処分場へ与える影響は小さいものと考えられる.また、地下水の変動特性の分布は弱線の分布を考慮した地震時の応力-歪解析により再現できる可能性を示した.

概要 (英文)

We investigated the ground water behavior at and/or after the Hyougo-Ken Nanbu earthquake to evaluate the effect of earthquake on the stability of ground water around the HLW geological disposal facilities. It was concluded that the area where the ground water was affected by the earthquake extended widely more than 100 km in diameter and the change of the ground water behavior is small except near the earthquake fault. Also, the term of the abnormal behavior of ground water due to the earthquake is several months to a year. Therefore, it will be exposed that the influences of earthquake to the ground water behavior around the HLW disposal facilities may be negligible. The reginal ground water behavior can be explained by the result of stress-strain simulation at the earthquake.

報告書年度

1999

発行年月

2000/05

報告者

担当氏名所属

田中 和広

我孫子研究所地質部

馬原 保典

我孫子研究所バックエンドプロジェクト天然バリアチーム

中田 英二

我孫子研究所地質部

長谷川 琢磨

我孫子研究所バックエンドプロジェクト天然バリアチーム

宮川 公雄

我孫子研究所地質部

遠田 晋次

東京大学 地震研究所

千木良 雅弘

京都大学 防災研究所

キーワード

和文英文
天然バリア Natural Barrier
地震 Earthquake
地下水 Groundwater
地層処分 Geological Disposal
シミュレーション Simulation
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