電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

※ PDFのファイルサイズが大きい場合には、ダウンロードに時間がかかる場合がございます。 ダウンロードは1回のクリックで開始しますので、ダウンロードが完了するまで、複数回のクリックはなさらないようご注意願います。

電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

W86009

タイトル(和文)

金属蒸気の混入した高温空気の輸送特性

タイトル(英文)

TRANSPORT PROPERTIES OF HIGH TEMPERATURE AIRWITH MATEL VAPOUR

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

鉄・銅,アルミニウム蒸気が混入した高温空気の粒子組成,導電率,熱伝導率を求め,それにら及ぼす金属蒸気の影響を検討した。金属蒸気の混入による特性の主な変化は,次の通り。(1)電子密度,導電率とも,10,000K以下の温度領域では銅,鉄,アルミニウムの順に増大するものの,それ以上の高温領域では変化は少ない。(2)熱伝導率は,全温度領域で低下するものの,金属の種類による差はほとんどない。

概要 (英文)

PARTICAL DENSITIES, ELECTRICAL AND THERMAL CONDUCTIVITIES ARE CALCULATED FOR HIGH TEMPERATURE AIR BELOW 30,000 K CONTAINING FE, CU OR AL VAPOUR. AND THE CHANGES OF THOSE PROPERTIES CAUSED BY METAL VAPOUR CONCENTRATIONS ARE DISCUSSED. THE MAIN RESULTS ARE ASFOLLOWS : (1)ELECTRON DENSITIES AND ELECTRICAL CONDUCTIVITIES INCREASEWITH THE CONCENTRATION OF METAL VAPOUR IN TURN OF CU, FE AND AL IN THETEMPERATURE RANGE BELOW 10,000 K, BUT THEY ARE NOT SO MUCH AFFECTED BYTHE METAL VAPOUR ABOVE 10,000K (2)THERMAL CONDUCTIVITIES DECREASE WITHTHE CONCENTRATION OF METAL VAPOUR, BUT THEY HAVE LITTLE CHANGE BY KINDS OF METAL VAPOUR IN WIDE TEMPARATURE RANGE.

報告書年度

1986

発行年月

1986/08/01

報告者

担当氏名所属

天川 正士

横須賀研究所電力部大電流研究室

キーワード

和文英文
高温空気 HIGH TEMPREATURE
金属蒸気 AIR
粒子組成 METAL VAPOUR
輸送特性 TRANSPORT PROPERTIES

CONDUCTIVITY
Copyright (C) Central Research Institute of Electric Power Industry